こんにちは、中村徳裕です。
2025年も、いよいよ残すところあとわずかになりました。
今週のメルマガは、年の瀬らしく「大掃除」の話題から始めたいと思います。
先日、12月28日の日曜日。
佐世保のミュージシャン仲間たちが、
みんなで利用している音楽練習の拠点、
通称『新レンガハウス』の大掃除を行いました。
今日はその様子と、
そこから感じたことを少し書いてみたいと思います。
ぜひ、お読みください!
(‘◇’)ゞ
◆ 30年以上使い続けてきた、レンガ倉庫の記憶
もともと私たちが使っていたのは、
『立神音楽室(通称レンガハウス)』と呼ばれる、
明治時代に旧日本海軍が建てた、
100年以上前の赤レンガ倉庫でした。
国から佐世保市が借り受け、
佐世保市から私たち音楽仲間の団体
「立神音楽室連絡協議会」が教育委員会を通じてお借りし、
30年以上にわたってバンド練習の場として使わせてもらってきました。
歴史と伝統のある建物で、
レンガ造りの倉庫の中で音を出せるという、
今思えば本当に贅沢な環境でした。
※写真は、旧立神音楽室での最後のライブの様子です。
◆ 移転、そして「新レンガハウス」へ
そのレンガ倉庫は現在、
歴史文化施設・観光施設として活用するための工事が進められています。
そのため、私たちは移転を余儀なくされましたが、
その際、佐世保市役所や教育委員会の皆さんが
とても親身になって代替地を探してくださいました。
私も一緒に何か所も見て回りました。
天神町、鹿町……いろいろな候補地を見た中で、
最終的に決まったのが、
今福町にある、かなり昔にNHKのラジオスタジオとして使われていた建物でした。
レンガ造りではありませんが、
白い鉄筋コンクリートの、どこか旧海軍を思わせる佇まい。
近くには使われていない防空壕のような施設も残り、
「これはきっと、何か歴史がある建物だな」と感じさせる場所です。
その建物の一室だけを改装し、防音を施し、
私たちはそこに移転しました。
レンガではないけれど、愛着の気持ちは変わらず、
みんながつけた愛称は 「新レンガハウス」です。
◆ みんなで整える場所は、強くなる
移転当初、駐車場だった場所は
雑草やツルが伸び放題で、
正直「ここからか……」という状態でした。
ところが不思議なもので、
このメンバーの中には、
なぜかプロ並みの道具を持っている人がたくさんいて(笑)、
みんなで手分けして作業を進めました。
木を切り、草を刈り、溝をさらい、
雑草と雑木で狭くなっていた道も広がり、
今ではとても使いやすい環境になっています。
先週の12月28日は、朝10時集合。
現在ここで練習している 十数組のバンドのメンバーが集まり、
スタジオ、廊下、共用部はもちろん、
建物の外回り、溝掃除まで徹底的に大掃除をしました。
やはり、みんなでかかると早いですね。
あっという間に、ピカピカになりました。
◆ 手入れをする建物は、残る
実は、昔使っていたレンガ倉庫の前には、
同じようなレンガ倉庫がもう一棟ありました。
しかし、そちらは長年使われることなく閉じられたまま。
風も通らず、手入れもされず、
十数年前に天井が抜け、屋根が落ち、
最終的には取り壊されてしまいました。
一方で、
私たちが使い、掃除し、風を通し続けてきたレンガ倉庫は、
今もきれいな状態で残っています。
「建物は、使われてこそ生きる」
そんな当たり前のことを、身をもって教えられた気がします。
◆ 音楽がつなぐ、佐世保の力
新レンガハウスでは、
ロック、ブルース、ポップス、歌謡曲、
時には演歌とハードロックが混ざったような(笑)
本当に多彩なバンドが練習を続けています。
家族で、子どもと一緒に音を出しているバンドもあります。
私たちのバンドも、気がつけば 30年以上続いています。
一つのことを長く続ける中で、
学ぶことも多く、出会いもたくさんありました。
その感謝の気持ちとして、
これまで何度もチャリティーライブを開催してきました。

東日本大震災の時も、
その後の災害のたびに、
音楽でできる支援を続けてきました。
◆ 来年へ向けて ― チャリティーライブと新しいつながり
次回のチャリティーライブは、
2026年3月1日(日)
四ヶ町商店街「くっけん広場」で開催予定です。
さらに、大掃除後の話し合いで
「シンレンガ ギター友の会」が結成され、
私も幹事を務めることになりました。
バンドを越えてギタリスト同士が集い、
音作りを語り合い、学び合う。
その成果も、3月1日のライブで披露できたらと考えています。
◆ 大掃除の効用
掃除でも、音楽でも、チャリティーでも。
同じ趣味、同じ思いを持つ人たちが、
協力して「良いこと」をする時間は、
それ自体がとても豊かな時間だと感じます。
今年も、
このメルマガとブログにお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
来年も、佐世保のまちの中で、また時には旅に出て
自分の足で見て、聴いて、感じたことを、
皆さまにお伝えしていきたいと思います。
どうぞ皆さま、
良いお年をお迎えください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

