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偉大なる原田・髙田・澤田氏の教えfrom SASEBO その2

ベネッセコーポレーション社長 原田泳幸氏、
ジャパネットタカタ創業者・元社長 髙田明氏、
H.I.S.及びハウステンボス社長 澤田秀雄氏、
佐世保市長 朝長則男氏

この豪華なメンバーが一同に会し、
3月10日に開催された地方創生フォーラムin佐世保。

今回は、先週のメルマガに引き続き、
このフォーラムで出会った
「珠玉の言葉の続編」を
ご紹介させていただきます。

◆「新しいこと」をするときに大切なこと

ベネッセの原田泳幸氏は、
「考え抜いて」、
「新しいことを始め」て、
それを「成功するまでやり続ける」こと
が大切だと仰います。

ビジネスの原点は、
価値を創造して、対価を得ること。

しかし、
これまでと同じことをやっても、
これまでと違う結果はでない。

だから、ベネッセでは
「Good Bye 進研ゼミ」という
CMを打つことからスタートしたそうです。

ベネッセは、世間を揺るがした事件の渦中にありながら、
この一年間で全学年・全コンテンツのデジタル化を成し遂げたそうです。

今ベネッセが取り組んでいるのは、
デジタルの世界という無形の価値の創造。
ともすれば課金が難しいデジタルの世界で
どう課金するかを考え、
新旧のビジネスモデルが混在する世界で
競争しているのだそうです。

ベネッセが課金するのは、
新しく生み出した付加価値
「モチベーション・ナビゲーション・コンサルティング」です。
モチベーションを上げるサポート、
学習の道筋をつけるナビゲーション
一人ひとりに対応したコンサルティング。

それに加えて「いつでもどこでも勉強できる」
というデジタル化によって得られた価値が加わってきます。

電車の中などの移動時間でも、
情報を得られ、学べ、そして発信もできる。

このように「人々の可処分時間」の価値を上げるのだそうです!
さすが原田泳幸さんですね!!

ジャパネットの髙田明氏は、

新しい事といっても、全部が全部新しい必要はない!
何かを加えることで新しい事になると。

原点をぶらさずに進化していくことが大切だ
とも仰いました。

◆英語教育について

朝長則男佐世保市長は、
アメリカ人が多く暮らす佐世保の街だからこそ
これを生かして、「佐世保に来たら英語で話せる」
という街にしたい。

そして佐世保の子供にも、それに特化した環境をつくってあげたい
と言われました。

原田氏に言わせると、
日本人は中学生から英語教育を受けていながら、
何故話せないのか

その答えは、
「失敗を恐れて、恥ずかしがって話さない」からだ。

「話さない事は、もっと恥ずかしいことだ」
という空気を創らないといけない。

国際的に活躍された原田氏ならではの持論を
語られました。

◆失敗は成功への通り道

また、失敗そのものについても言及され
「失敗を抱えていない社員とは、仕事をしていない社員のことだ!」
と言い切られました。

失敗は失敗ではない。
成功のための通り道だと。

◆成功のためには、失敗にもスピードが必要

澤田秀雄氏によると、
「ビジネスの基本はスピード!」

1週間で1回の失敗
⇒2か月後にはきっと成功につながっている。

3か月で1回の失敗
⇒遅すぎて成功にはつながらない。

だから失敗にもスピードが必要だと。

そこに原田氏も賛同し、追い打ちをかけます。

ビジネスというのは、スピードで勝負が決まる。
「他社が13か月かかることを、
自社が12か月でやれれば勝てるのだ」と。

ジャパネットの髙田氏は、
一生懸命やった失敗というのは、
必ず成功につながる
と言われます。

全力で取り組んだ失敗を繰り返すと、
その経験と努力によって「直観」が養われる。

成功とは、「後悔のない人生を送ること」。
「今を生きる事だ」と結ばれました。

新しいことへのチャレンジの大切さ。
そして、失敗を恐れずにトライ&エラーを
スピード感をもって、しかも一生懸命にやるという極意。

その極意は、事業の成長と成功を目指すときも、
英語のマスターにも通じるものなのだ
ということを痛感しました。

当日聴きながら書いたメモをもとに
要旨をまとめてみましたが、
いかがでしたでしょうか?

参加されたほとんどの方が
こんなに素晴らしい講演会はめったにない!
と絶賛されていました。

最後に、このような機会を作ってくださった
偉大なる経営者、原田泳幸氏、髙田明氏、澤田秀雄氏、
佐世保市長 朝長則男氏、
佐世保市の担当の皆様、佐世保商工会議所様、関連業界の方々、
そして、今回プロデューサーを務めてくださった菅賢治様に
心から御礼申し上げます。

ありがとうございました。

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