先週3月20日土曜日、
“佐々木冷菓主催” 第3回 長崎の夢!
トラックデザインコンテストの表彰式典を、
島瀬公園ステージで開催しました。
私は実行委員の一員として、司会進行を担当しました。
今回の応募総数458作品の中から、
「最優秀賞」に輝いたのは
特別支援学校部門で優秀賞に選ばれた、
長崎県立桜が丘特別支援学校高等部3年の鎮守美咲さん。
その見事に卓越した創造性と表現力で、
副賞佐々木冷菓賞として「東京ディズニーランドペア旅行」を獲得されました。
これから、佐々木冷菓の冷凍トラックに、
この作品をはじめ、全4作品が順次ラッピングされる予定です。
作品毎に各2台、合計8台(実際は式典展示用を加えてプラス1台の合計9台)が、
長崎の魅力と子供たちの元気を載せて、北部九州を走り回ります。
このコンテストは、主催する佐々木冷菓が、
子ども達・学生さん達に、「ふるさとを好き」になってもらいたい。
そして将来、「地元に貢献してくれる人に育って欲しい」という
思いを込められた事業です。
ここに、全国のアイスクリーム・冷凍食品メーカーなど関係各社が、
絶大な協力体制をつくって事業を進めています。
今回のテーマは『教えて!君が夢見る 長崎のうまかもん!』。
「長崎らしさが伝わり、長崎を好きになってもらえる」作品が、
壁いっぱいに飾られています。
作品展は、
令和6年4月7日日曜日まで、島瀬美術センターにて開催。
入場は無料です。ぜひ、子ども達の「長崎の夢が描かれた作品」をご鑑賞ください。
https://sasaki-icenet.co.jp/truckdesign2023/
さて、今回のテーマは
『海外バイクツーリング冒険記スペイン編3』
~思い通りに行かなくても・・・南スペインは良か~
です。ぜひお読みください!
(‘◇’)ゞ
(この冒険記は1986年当時の日記とアルバムを基にした書き起こしです)
1986年10月12日(雨・スペイン4日)
次の目的地は、
グラナダの東側に位置する「シエラネバダ山脈」。
スペイン語で「積雪のある山脈」の意味。
3000メートル級の山が連なる地域に、
全長32キロのオフロードルートがあるのだ。
しかし、朝起きたら本格的な雨。
昨日も雨だったので、シエラネバダ行きを一日待ったのに…
これ以上の足止めは日程的に困るので、久しぶりにカッパを着こんで完全武装。
雨天決行でシエラネバダ山脈に向かうことにした。
たまたまシエラネバダに登るルートで、
車の公道レースが開催される日と重なってしまい、
途中ポリスの指示で、えらい遠回りをさせられてしまった。
カフェで雨宿りしたりしながら、登っていくと、
雨と霧と寒さのスゴイ世界に来てしまった。
高度は2500m。
ガケ崩れが心配だなと感じて、ここで引き返すことにした。
途中、レストランを見つけて休憩。
バイクで冷え切った身体を、温かい紅茶とケーキで温めた。
そして、また雨の中を、ゆっくりと登ってきた道を下った。
だけど、いつまでもグラナダに留まっているわけにもいかない。
地中海沿いを東へ、スイスの友人オスキーがオススメと言っていた次の目的地、
「アルメリア」に向かってバイクを走らせた。
アルメリアには、ミニハリウッドやキャニオンがあるらしい。
すると、なんとこの普通の道で、二か所ほどガケ崩れや、
道が決壊しているところに出くわしてしまった。
引き返してきて正解だった。
地中海沿いのMOTRIL(モトリル)に着いた頃には、
幸いにもすっかり晴れてきた。
とても美しい夕暮れの地中海を眺めながら、
のんびりと東へ向かい、アルメリアを目指して走った。
暗くなりかけたころ、道沿いのHOSTELにチェックイン。
1泊750ペセタでとても安い!きれいなホステルだ。
だけど、スペイン語以外は誰もしゃべってくれない。
だからフロントの女性とも、全部ジェスチャーでコミュニケーションだ。
ベッドでくつろぎながら、とんでもないことに気づいてしまった。
なんとグラナダで2泊したホテルに、
テントのポールの袋を忘れて来た!!
なんと!もう一度グラナダまで戻ることになってしまった
( ;∀;)
だけど、そんなに嫌じゃない。
南スペインの、のんびりした雰囲気はとても居心地が良いし、物価が安い!
北アフリカにいた時のように、コレラも無いし、水も食べ物も美味しい。
こうなったら南スペインを味わいつくそう。
気を取り直して、明日もう一度『シエラネバダ山脈』に挑戦だ!!
To be continued.