profile profile

歴史に学ぶ面白さ!武器を手に入れ、国を興すのじゃ!!

長崎県北地域の史実を基に、
戦国時代のドラマを描いた
歴史小説「西海の覇王」。

平戸松浦藩の中興の祖、
隆信(たかのぶ)と鎮信(しげのぶ)という
父子2代の藩主が、
肥前北部統一に向け
乱世を生きた物語。
壮大なスペクタクルドラマさながらに
歴史をたどることが出来るおススメの1冊です。

夜三日間連続で、夢中になって読みハマり、
あっと言う間に読了してしまいました。

著者の和田隆先生に、どこまでが史実で、
どこからがドラマとしてのフィクションか
お尋ねしてみました。

すると、
登場人物や、出来事については、
ほとんどが史実に基づいているとの事。

しかし、
その登場人物が話す言葉や、
愛憎の描写などは、
もちろんフィクションである
・・・とのお答えでした。

戦国時代が終わり、
まさに江戸時代が始まろうとする頃、
平戸松浦藩主隆信らの尽力により、
南蛮貿易の拠点として栄えていた平戸の港には、
当時の貴重な物資や武器を積んだ外国船が寄港。

そのビジネスチャンスを求める商人達をはじめ
仕事や商品を求めて様々な人がさらに集まり、
活況を呈していました。

隆信は、経済的な繁栄と新しい武器を手に入れるため
ポルトガルや明(みん)との貿易をすすめ
交換条件として
キリスト教の布教を受け入れます。

この事による身内同士での
宗教をめぐる争いなどが、
ドラマを盛り上げていきますが、
これも史実であり、
また、現在にも続くこの地方の文化となっています。

そうまでして手に入れたかった武器というのは
鉄砲や大砲(おおづつ)。
外敵は未だその存在も威力も良く知らない
当時最新の武器でした。

新しい武器を、他に先んじて導入し、
その使い方を訓練し、技術を磨いた結果、
戦いを勝ち抜き、
生き抜いていくことができたのです。

現代に置き換えると、
例えば、インターネット広告を利用した
集客や、売上・利益アップの施策が、
これにあたるともいえると思います。

これを導入するための交換条件はありませんが、
先入観を取り払って、
新しい武器を試してみるという感覚は必要です。

新しい武器は、日々進化しています。
私達は、歴史に学びながら、
最新の武器と技術を導入し、磨き続けて、
私達のお客様を、その土俵で、その市場でナンバーワンに
なっていただけるよう精進していく所存です。

私どもと戦国同盟を結んで、
ともに勝利を目指しましょうぞ!!

お~っ!!

歴史小説「西海の覇王」
和田隆著・芸文堂刊 1400円+税
著者略歴:1945年吉井町生まれ
長崎県立北松農業高校卒
吉井町職員をへて吉井町長
合併後佐世保市議会議員を歴任
{著書}
「内裏城の嵐」(長崎新聞社刊)
「小説地下教室無窮洞」(長崎新聞社刊)
「直谷城と安徳天皇伝説」(芸文堂刊)

佐世保市・平戸市の主要書店で販売中
博文堂、金明堂大野モール店、金明堂日野店、金文堂イオン大塔店、TSUTAYAスペースM大塔店、TSUTAYAさせぼ五番街店、久保書店、松瀬書店、寺山文書堂、メディア館平戸店、海上自衛隊佐世保資料館(セイルタワー)、させぼ四季彩館(3/20リニューアルオープンの為現在閉館中)
◆http://www.naradewaya.com/?pid=99492621◆

本に関するお問い合わせは
芸文堂 TEL0956-31-5656

メルマガ登録はこちら【毎週水曜配信