profile profile

「書いているとき」が「考えているとき」

アイディアや企画を考えたり、物事を決めようと考えている時、
「自分が考えているところ」をイメージすると、
どんなスタイルが思い浮かびますか?

★3択問題にお付き合いください★

1 腕組みをして、足も組んで、じっくりと考えている姿

2 気分を変えようと、景色の良い場所や、
カフェに出向いてコーヒー片手に思索に耽る姿

3 机に向かってひたすらノートに書き出している姿

私は、つい2番に傾いていきそうです・・・・・

が、1と2は「考えている」のではなく・・・
・・・「悩んでいる」事になるそうです。

考えていると言えるのは、3番のみ。

「書いている」ときだけ、
「考えている」と言える。

アイディアはあなたの頭の中に、
そして私の頭の中にもあります。

しかし、アイディアを顕在化し、
世の中にデビューさせるには、
書きだすことが必要なのです。
誰の頭の中にでもあるアイディアを
いち早く言葉にして顕在化させた人が
そのアイディアを「考えた人」になれるということです。

私も、企画会議や、お客様との打合せ、商談には
必ずノートを持参し、書きこんでいます。
第一の目的は、まず忘れないように(笑)。
次に、頭の中を整理するためです。

約8年前から愛用し、現在41冊目となるノートは、
「KOKUYOのCAMPUSノート(ドット入り罫線)」
というB5判のノートブックです。

横書きスタイルの通常のノートですが、
「ドット入りの罫線」がポイント。

横罫線の上に、等間隔にドットが入っているので
ドットがあたかも縦の罫線のように使えるので、
文頭が揃うし、図やグラフなどもキレイにかけます。

このノートに、時系列でとにかく何でも記入していきます。

このように、考える時にノートは使っていましたが、
「考え抜く」という事について
最近読んで、なるほどと思った書籍があります。

「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」
論理思考のシンプルな本質
津田久資著 ダイヤモンド社刊
http://diamond.jp/category/s-toudaisotsu

この本には
「書いて」⇒「考える」
・・・についてのヒントが詰まっています。

実際のビジネス現場にも通じていて
印象的だったのは、
「ひとまず情報収集」をやるとプロジェクトは失敗する。
徹底的に思考して多様な仮説を引き出し、
その中から価値のありそうな仮説に対して
情報収集による検証を行う、という事。

とにかく「考え抜く」ことの大切さを
あらためて実感しました。

論理思考に興味がある方はぜひ読んでみてください。

かの有名なエジソンは、
生涯3500冊のノートを書き潰すという
膨大な量を、書いて考えていたそうです。

私も、
3500冊を目指して、
現在41冊目のノートに
「考えぬいた」事を書いていきたいと思います。

メルマガ登録はこちら【毎週水曜配信