先週末、3年ぶりのリアル会合というカタチで、
所属する印刷業界団体の総会があり、
開催地の島原市を満喫してきました。
そこで「島原コスプレの乱」を仕掛け、
半分がシャッター通りとなっている商店街のビルを借りて、
ユニークな「島原アミューズメントカフェ」を起業し、
島原に元気を巻き起こしている
印刷会社の社長と出会いました!
今回のテーマは
『島原で出会った「コスプレの乱」!』
ぜひ、お読みください!!
(‘◇’)ゞ
【街の魅力がファンを惹きつける】
~「島原コスプレの乱」~
まずは、この写真をご覧ください!!
なんと、この写真の右側のコスプレした男性は
このイベントを仕掛けた(株)松尾印刷所の松尾社長さん!!
お爺さんが創業者だという3代目の社長さんです。
島原は、コスプレイヤーにとって魅力的な撮影スポットを有する街。
街全体を撮影スポットとして、
全国からコスプレイヤーが集まるイベントとして発展しています。
~2022春の陣~メインビジュアル起用 フォトコンテスト
グランプリ ゅん。・かなで様
~2022春の陣~メインビジュアル起用 フォトコンテスト
準グランプリ ツグコ様
~2020秋の陣~メインビジュアル起用 フォトコンテスト
グランプリ 白澄華様
※掲載写真は、実行委員会の許可をいただいて転載しています
8年ほど前にイベントを立ち上げる時には、
当時女子中学生だった松尾社長のお嬢さんも、
コスプレイヤーとして、
お父さんと一緒にイベントを盛り上げてくれたそうです。
「島原コスプレの乱」
現在、春と秋の年2回、島原市内の様々な観光施設を舞台に
「街コス」として開催されています。
さらにこの夏、コスプレファンの声に応える形で、
老舗ホテル「南風楼」にて開催されることが決まっています。
なんと7月15日に開催予定にもかかわらず、
「島原コスプレの乱Vol.19~2022夏の陣」は、
すでに先着100名の事前登録が満員御礼になっています。
懇親会でお話しした島原市長の古川隆三郎さんも、
「松尾社長さんのまちづくりイベントは島原を盛り上げてくれている。
行政としても大いに協力しているんだ」
とおっしゃっていました。
まちづくりのアイディアは、「島原コスプレの乱」だけではありません。
【若者が集いたくなる場所づくり!】
~「島原アミューズメントカフェズ」~
松尾社長は、「島原は観光地だけど、お金を落としてもらえる施設が足りない」と
島原の商店街の空きビルを借りて、観光客も若者も集いたくなる
遊べる施設を作ってしまったのです。
今回の「総会」の2次会会場として訪ねたのが、
その遊べる施設「島原アミューズメントカフェズ」です。
松尾社長さんの誘い文句は
「日本人観光客として、グアムや韓国などに行くと、
鉄砲を撃ちに行ったことありませんか?
島原にもそれを作りましたよ!エアガンですが、撃ってみませんか!?」
という言葉。
場所は、島原市のサンシャイン中央街アーケード(万町商店街)の真ん中あたり。
1Fが駄菓子屋かふぇ、
2Fがボードゲーム&ネットスペース、
3Fがシューティング&ダーツバー
という「楽しい」がいっぱいつまったアミューズメント複合ビルになっています。
実際にエアライフルで射撃してみました!!
★空き缶を打ち落としたり、的を狙ったりします!!
「島原アミューズメントカフェズ」の情報はコチラ
2018年8月に開業する時には、
島原市の「若者チャレンジ補助金」をもらって、
アルバイトさん2名を地元雇用してスタート。
3年経って、そのアルバイトさん達を松尾印刷所の社員として雇用し、
現在に至っているそうです。
島原には大学も専門学校もないので、
高校を卒業すると、若者がみんな出て行ってしまうのが
街の悩みだそうです。
しかし、夏休みと冬休みには若者が島原市街に戻ってきます。
そんな時にココに集ってくれるのです。
そして、5年前に始めたコスプレの乱には、そんな若者たちを中心に、
今や約60名のボランティアスタッフが集まってくれるようになったのです。
その若者たちが、大学や専門学校生として都会に行ったあとも、
イベントのライングループに残ってくれて、
「島原コスプレの乱」の開催日になると、
東京・大阪・福岡などで告知に協力し、そこからも参加者を呼んでくれるのです。
そのグループの若者は、
チャンスがあったら松尾印刷所に就職して島原にUターンしたいと
言ってくれるそうです!
「求人で困ることはない」というのが松尾社長の自慢です。
「島原コスプレの乱」を巻き起こし
「島原アミューズメントカフェズ」で人を惹きつける
島原の印刷会社の社長に、
元気と笑顔をいただいたミニ旅でした!
あなたも、島原に遊びに行ってみませんか?