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『コンテストと作品展の舞台裏( ;∀;)』

イベントを開催する側にたつと、

心配ゴトが次々に持ち上がってきます!

 

「作品」は、「参加者」は集まるのか?

「後援」は得られるのか?

「審査」はどうなるのか?

 

心配ゴトは絶えることなく襲い掛かってきます

 

昨年2021年12月1日のメルマガでご紹介した

「長崎の夢!トラックデザインコンテスト」が

いよいよ大詰めを迎えています。

 

さて、さまざまな心配ゴトはどうなったのでしょうか?

 

今回のテーマは、

『コンテストと作品展の舞台裏』です。

ぜひ、お読みください!

(‘◇’)ゞ

 

【子ども達に、『長崎を好き』になってもらおう!】

主催企業は、佐々町に本社を置く、アイスクリーム総合商社「株式会社佐々木冷菓」。

「共生の理念」で躍進を続け、今や九州一円から中国・四国地方にも拠点を広げて、

年間売上260億を超え、4百人以上を雇用する企業です。

 

昨年の秋に、佐々木冷菓の佐々木社長から、

「コロナ禍の今だからこそ、地域社会への貢献のために青少年育成事業をやりたい」

「子ども達や学生さん達から、『長崎』をテーマにした『絵画』を募集して、

コンテストを開催し、最優秀作品を冷凍トラックにラッピングして駆け巡らせるという、

子ども達に夢を与えられる事業をしたいんだ」と相談をいただきました。

 

実行委員会の立ち上げからお手伝いさせていただき、

私もその一員として、半年以上にわたって一緒に活動してきました。

 

 

【作品は集まったのか?】

なんといっても、子ども達・学生さん達のための事業。

長崎をテーマに、図案を考え、

それを見つめて描き、長崎を好きになってもらおう!という事業です。

 

興味・関心を持ってもらって、多くの子ども達・学生さん達に

「作品」を制作してもらえないと、意味を成しません。

 

実行委員会で立てた目標は、400作品!!

 

島瀬美術センターで聞いたところでは、

通常、絵画コンクールは、夏休みの期間に募集されるものが多く、

冬休み期間は休みが短く、作品の募集が難しいのではと・・・

 

どうすれば、沢山の子ども達に絵を描いてもらえるのか!?

 

佐々木冷菓の若い女性スタッフさんたちの発案で・・・

「東京ディズニーランドペア旅行」を最優秀賞の副賞にする!

 

そして、多くの一流アイスメーカー・冷食メーカーに

「特別賞」を用意してもらい、子供たちに喜んで参加してもらうようにしたい!

 

これに賭けて、公募をスタートしました。

 

結果は・・・

4部門の応募総数は426作品

▪小学生(4・5・6学年)部門260作品

▪中学生部門91作品

▪高校生・大学生部門(4年生大学・短期大学・高専を含む)35作品

▪特別支援学校部門(特別支援学級を含む)40作品

という、各部門数多くの子ども達、学生さん達にご応募いただきました。

 

また、地域別に分析したみたところ

佐世保地区が128作品、長崎地区が107作品と多いですが、

五島からもご応募いただくなど、長崎県全域にわたってご応募いただきました。

 

また、東京や福岡・佐賀などからもご応募をいただき、

熱心に作品を描かれた作品の数々をみて、感謝と感動に浸りました。

 

 

【後援の先にあったもの!?】

青少年育成の事業だから、各市町の教育委員会に「後援」して頂けるようにしたい。

 

そのためには、まずは「組織」づくり!

ということで、産学連携を目指して、長崎県立大学経営学部の宮地教授に相談。

佐々木冷菓にはOGも活躍しているという縁もあって、

副実行委員長兼審査委員を引き受けていただきました。

 

「審査委員長」には、絵画の専門家に務めていただきたいと、

佐世保市博物館島瀬美術センターの安田館長にお願いに行きました。

 

その後、地元「佐々町教育委員会」や「佐世保市教育委員会」の後援が決まり、

その後は、「長崎県教育委員会」を始め県内の主要な市町の教育委員会が

続々と後援を決定していただきました。

 

おかげさまで、各学校で、生徒さん達に直接告知してもらうことができて、

学校によっては、多くの作品をまとめて応募していただくことができたのです。

 

数多くの力作が集まったのは、「後援」でいただいた後押しと、

マスコミの皆さまの「報道」のお陰だと感謝しています

 

※ご報告

この事業を後援していただいた佐世保市教育委員会に、

何度も連絡をとり、いろいろと事業を応援していただいていた最中の2021年12月、

私自身が佐世保市教育委員に任命いただくという事になりました。

微力ながら頑張って務めてまいりますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

 

 

【審査員さんの断腸の思い!?】

 

1月25日に6名の審査委員の方々にお集まりいただき、

感染防止対策のもと、厳正な審査を行っていただきました。

 

審査委員長のレクチャーにしたがって、

それぞれの審査員が、一枚一枚の絵を丁寧に見て、

審査規準に照らし合わせながら、

これだ!と思った絵に付箋を貼っていく方法です。

 

部門ごとに1次審査・2次審査・決勝審査のように段階を踏んで、

「フセン」を票に見立てて、絞り込んで選ばれていきます。

 

子ども達の「絵のスタイル」は、

「美しく書き込んだ精緻な作品」、「ポップで楽しい調子の作品」、

「ポスターのような作品」、「子どもらしい大胆な構図の作品」、

などなど、本当に様々です。

 

審査員の方々の言葉は、

「どの絵も、一生懸命考えて、書き込まれていて、想いがこもっているのが伝わってくる」

「どの絵も、落とすのが可哀そう」

そんな声が一番多く聞かれました。

 

断腸の思いで選別された結果、

各部門の優秀賞・佳作・特別賞、

さらにすべての部門を通しての最優秀賞・審査員特別賞が選ばれました!

 

さて、東京ディズニーランドペア旅行を獲得し、

さらに「作品」が新車の冷凍車トラックにラッピングデザインされる

「最優秀賞」の作品はどんな作品なのでしょう。

 

今週末3月12日土曜日の午前10時から

「表彰式」と「ラッピングトラックの展示」という晴れ舞台を、

島瀬公園ステージで行います。

 

そして3月12日土曜日から21日祝日月曜まで、

全426作品を展示した「作品展」を、

佐世保市博物館島瀬美術センターで開催します。閲覧は無料です。

 

子ども達・学生さんたちが「絵画」にこめた「長崎の夢!」

是非、ご覧になってください!!

 

詳しくはコチラ!

https://sasaki-icenet.co.jp/truckdesign2021/

 

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