5月9日は母の日。
制約の多いコロナ禍の中、
皆さま、それぞれ母の日を工夫されたことと思います。
県外への移動の自粛はもとより、市外へも行きにくい状況です。
あらためて「佐世保市内」には、こんな時でも楽しめる
様々なアウトドアスポットがあることを
今更ながら有難く感じています。
さて、今回のテーマは
『89歳の母が愛するHTB』
ぜひ、お読みください。
(^^♪
私事で大変恐縮ですが、
私の母は、昭和6年生まれの89歳。今年の誕生日がくると90歳になります。
母の小中学生時代は、第二次世界大戦の真っ只中。
昭和20年6月の佐世保大空襲では、当時須佐町にあった自宅が全焼。
その時、家族のために作ってあった防空壕は、市中から逃げてきた見知らぬ人で満杯!
兄(我が社の創業者)と二人で烏帽子岳の山中に逃げて一夜を過ごし、生き延びたそうです。
その後、嬉野に疎開し、長崎の原爆のキノコ雲がそこから見えたと語ります。
戦時中の栄養不足のためか、結核を患い苦労していたようで、
母の一番の口癖は、「私は子供の頃、身体が弱くて体育はしたことがない。
いつも見学してたのよ」というセリフです。
そんな母ですが、89歳になった今でも、姿勢はシャンとして足も達者です。
そしてその母が、2週間に1回は出かけるお気に入りの場所が、ハウステンボス。
佐世保市から頂いた、無料でバスに乗れる「敬老パス」を使って西肥バスで出かけます。
ハウステンボスの「年間パスポート」も毎年更新していますから、
当日は「バス代無料」、「入場料も無料」ですから
気が向くとふらりと一人で、ハウステンボスに散策に出かけることが趣味なのです。
いつもの行動パターンは、
昼下がりの時間に始まる「屋外ステージでの音楽コンサート」を目指して出発し、
生の音楽を聴きながら珈琲やワインをたしなみ、その後、園内を散歩して、
暗くなる前にまたバスにのって帰宅するという感じです。
そこで今回の母の日イベントは
家族でハウステンボスに行ってきました。
感染防止対策をしっかりとされたホテルオークラJRハウステンボスでのランチ後、
妻の母とも合流。満開の薔薇を眺めながらゆっくりと散策し、HTB美術館でミレーやモネの本物の絵画を鑑賞して楽しんできました。
89歳の母がおすすめする
ハウステンボスでの健康づくりの3つのポイント!
1:自然あふれる環境で身体の健康づくり
ヨーロッパ・オランダの街並みを再現した屋外空間で、
美しい花や木を愛でながら「散歩」することで身体の健康づくり。
2:本場の音楽を楽しむ心の健康づくり
屋外ステージで、好きな「音楽」コンサートを楽しむことで
豊かな心の健康づくりになる。
https://www.huistenbosch.co.jp/event/schedule/#daily
3:本物の文化芸術に触れる心の健康づくり
さらに、ハウステンボス美術館などでは、
本物の「文化芸術」に触れて感性を磨くことができる。
https://www.huistenbosch.co.jp/event/ritsukonishizawa/
(5月22日から始まるRITSUKO NISHIZAWA photo exhibition
me time色と旅するじぶん時間5/22Sat.-6/28Mon.)
https://www.huistenbosch.co.jp/event/millet/
(※私たちが見学したのは、こちらですが、5月10日まででした)
母がいつも口にする、もう一つの口癖は、
「ハウステンボスが佐世保にあって良かった!」という言葉です。
新型コロナ感染症に、観光関連の企業の方々は、
どこも大変な影響を受けておられることと思います。
しかし、世界の状況はワクチンの効果などで変化してきています。
ハウステンボスさんをはじめ、佐世保市内の旅館ホテル業のみなさん、
さらには、グルメ関連企業のみなさまが、
コロナに負けずこの難局を乗り切っていただけることを
心から願っています。