先週8月4日から7日まで、
初めて『青森ねぶた祭』を観てきました!
このお祭りは、「衣装」さえ身に着ければ、
誰もが、『ハネト(跳人)』という踊り子に、
その場で仕立て上げてもらえる!
その衣装さえ身に着けていれば、
観光に行った“僕もあなた”も・・・
並みいる本物の『ねぶた運行団体』の仲間として歓迎してもらえて、
その場で、跳ね方(踊り方)を教えてもらって、
一緒に踊りまくることができるのです!
今回のテーマは、
『観て踊って聴いた!青森ねぶた祭の舞台裏』
ぜひお読みください!!
(‘◇’)ゞ
【ねぶた祭は、誰もかれもウエルカム】
ねぶた祭の「跳人」として、
練り歩く行列に入れてもらうルールは、ただ一つ!
それは、ねぶた祭の正装である「衣装」を身に着けていることです。
基本的にはこれで大丈夫!
(※一部の団体では、花笠を被るとか、足袋と草履などの指定もあるようです)
なんと、それだけで、どの「ねぶた」の団体にも、
その日、その場で、開始時間から、あるいは途中からでも
加えてもらえるのです!
※ねぶたの山車(横幅9m、長さ7m、高さ5m)
重さ4トンの山車を、人力で動かしています。
【衣装のレンタル】
衣装をレンタルしたのは、「甲州屋(こうしゅうや)」さん。
現社長は4代目という、青森のねぶた踊りのコース沿いの商店街にある、
百二十年を超える歴史ある老舗洋服店です。
「ねぶた衣装レンタル」の商売を取り入れたのは、
今から15年ほど前、今や大人気で
期間中で1500人以上が利用されるそうです!
ちなみに僕がレンタル&購入したのは…
レンタル費用は1日3,300円(税込み)
(購入の場合大人9,900円)
さらに、衣装に取り付ける「鈴」880円
衣装にあわせた軽い貴重品入れの「副財布」660円
着替え用のNEBUTA JAPANの「Tシャツ」3,960円
しめて8,800円也でした!
予約して、身一つでお店に行けば、
着付けしてくれて(レンタル費用に含まれています)、
着てきた服などは預かってくれるので、
そのまま踊りにいけるという便利さです。
平均客単価7,000円くらいと仮定して
1500人で掛けると1千万を超えます!
レンタルだけでなく、様々なアイテムがどんどん売れていきますので、
勝手な予想ですが、莫大な売上が上がっているはずです(^^)/
ねぶた祭の期間中は、青森の通りの賑わいは、若い人も多く、
まるで東京原宿並み!!(中村の勝手な感想)
衣装をレンタルし、着付けてもらった「甲州屋」の社長さんと記念写真!
・・・しかし、甲州屋の社長さんにいわせると、
祭りが終わると、しーんとした感じに戻ってしまうのだそうです。
【青森市役所のねぶたに跳人として参加】
煽り…「ラッセーラ!ラッセーラ!!」
跳人全員…「ラッセーラッセー!ラッセーラ!!」
太鼓と笛の拍子を聴きながら、この掛け声に合わせて、
片足2歩ずつ、“けんけん”の要領で跳ねながら踊るのです。
青森市役所ねぶたのスタート地点から、仲間にいれてもらいました!
マイクを持った煽りの方の第一声は、
「跳人のみなさん、本日は数あるねぶた運行団体のなかから
青森市役所ねぶたを選んでいただいて、ありがとうございます!」
という歓迎のメッセージ!
本当に仲間として歓迎してもらっていることが伝わってきて、
青森が大好きになりました!
【「幸せを呼ぶ鈴」を、お客さんにプレゼント】
衣装を着つけてもらうときに、小道具として『鈴』を体中に取り付けます。
歩いたり跳んだりすると、シャンシャンと楽器のように鳴るのが楽しい!
その鈴を、通りにひしめき合って並んでいるお客さんに、
踊りながら、取り外してプレゼントしていきます。
衣装を着て「幸せを呼ぶ鈴」をつけて、ハネト(跳人)になりました!
手を伸ばして、笑顔で『鈴』を求めるお客さんに、
自分の衣装から取り外した『鈴』をプレゼントしていると、
まるで、自分が青森の地元の踊り子になったような気分になってきます。
この鈴は「幸せを呼ぶ鈴」とも呼ばれています。
受け取るお客さんも嬉しいけど、あげる自分はもっと嬉しい!
まさに「幸運の分かち合い」という雰囲気。
青森ねぶた祭は、人を幸せにするエネルギーに満ち溢れています。
こんな体験をしたあと、青森の街の居酒屋で、
新鮮なホタテ貝をつまみに、地酒「田酒」で乾杯!
幸せに酔いしれた青森ねぶた祭の夜でした~
【予告編】
さらに、とっておきの青森ネタがあります!
次回は、青森ねぶた祭の舞台裏「お金事情!」をお届けします!
ご期待ください!!