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海外バイクツーリング冒険記フランス編11 『フランスの山岳地方を南下して…アフリカ挑戦へ…』

先週6月1日、

大久保小学校「いのちを見つめる集会」に参加しました。

 

子ども達への「愛のこもった言葉と態度」で伝えられた、

「自他のいのちを大切にし、思いやりをもつ」というメッセージに感動!

 

校長先生をはじめ、先生方の

「いのちを大切にする教育」への確固たる信念が伝わってきました。

 

集会の後に、校長先生に尋ねました。

「原稿を見ることなく、子ども達の顔を順番に見つめながら話されていましたが、

この見事なお話の原稿は作られているのですか?」

 

「もちろん、書き上げて持っているけど、子ども達に伝わるように

原稿は見ないで話しました」との答え。

もう一度聴かせていただきたいな…と思う内容でした。

 

さて、今回のテーマは、

海外バイクツーリング冒険記フランス編11

『フランスの山岳地方を南下して…アフリカ挑戦へ…』です。

 

ぜひ、お読みください。

 

(‘◇’)ゞ

 

 

(この冒険記は1986年当時の日記とアルバムを基にした書き起こしです)

 

1986年9月12日

10日間一緒に過ごした、スイスのエンデューロチーム「4TAKT TEAM BASEL LAND」のメンバーと別れ、久しぶりのソロツーリング。

 

これまでは、荷物はキャンプに置きっぱなしにできたので、

身軽なバイクで、仲間と一緒に山岳オフロード三昧を楽しめたが、

今日からは、久しぶりの「荷物満載」状態のYAMAHA XT350号で出発だ。

僕の旅の目的は、海外の理想のオフロードコース(未舗装路)を見つけながら、

いろいろな国や街を訪ね、山岳や砂漠を走り抜けること。

 

1人になっても、オフロードコースに挑戦だ。

 

出発してすぐに、スキー場から山に登って、次の街まで通り抜ける

18㎞のオフロードコースに挑戦。

これまでスイスチームと一緒に、超ハードなコースばかり走っていたので、

拍子抜けするほど楽勝に感じてしまう。

 

ミシュランの地図には、DANGER ROAD(危険な道)と表示されているが、

昨日までのコースに比べると、安全な林道だった。

しかも景色はスーパーだ。

頂上のトンネルは、真っ暗な上に未舗装で、

コウモリはいるし、水たまりはあるし、ぬかるんでいて

はっきり言って一人で通り抜けるのは怖かった( ;∀;)

くもりの天気のせいもあって「Alone」をひしひしと感じる。

 

とにかく今日は体力回復が優先だ。

16時にBarcelonnetteのホテルHotel du Cheval Blancにチェックイン

古い4階建てのホテルで、もし地震でも起きたらヤバそーな感じだ。

 

でも、ここの夕食には大満足。

ポークステーキと立派なサラダにアイスクリームもついて、

安くて美味しくてボリュームたっぷりだった。

 

昨日までのスイスチームとのハードランの疲れが相当溜まっていたのか、

夕方5時から7時、さらに夜10時~朝8時半まで、合計12時間30分の熟睡できた。

 

こんなに寝たのは久しぶり。おかげで喉の痛みもすっかり良くなった。

 

フランスの山岳地方を南下して地中海へ、

その先のアフリカ大陸を目指して、僕の旅は続く…。

 

To be continued

 

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