2020年1月11日土曜日、年に一度の恒例
朝から一日かけての「全社員集合研修会」をやりました！
会社を離れてサンプラザアーケードの中央公民館に場所を移し、
普段は一緒に仕事をしていないメンバーとも
アイスブレーキングゲームなどで交流を深めます。
今回のアイスブレーキングの目玉企画は
「誉め誉め言葉『色紙』の交換ゲーム」
元旦のメルマガに書いたスティーブン・R．コヴィー氏著
「七つの習慣」のなかの
第一の習慣 「主体性をもつ」ためには
「自責」を意識しなければなりません。
言い訳してしまって成長を拒絶する「他責」に
ならないようにするのには、本人の意識が一番大事ですが、
「人間関係」「信頼」「安心」の貯金がある環境の方が、
言い訳しないで、物事を素直に受け入れやすくなります。
そこでまず職場のメンバー同士、
普段の仕事で認めていること、その人の素晴らしい点を
ちゃんと言葉に出して「誉める」こと。
さらに、その言葉を
お互いの『色紙』に書いて交換することにしました。
今回の参加者は29名。
予定の1時間では、全員と交換するのは無理なので
「同じ部署」のメンバーとは必ず交換。
その後、制限時間内で「他の職場」のメンバーとも交換する
というルールで行いました。
文章を書くのは億劫な人もいるんじゃないかと心配していましたが、
終わったあとの感想を聞いてみると、
「言葉に出すのは照れるけど、書く方が気持ちを伝えられた」
「職場で自分が意識して頑張っていたことを、ちゃんと書いてもらって嬉しかった」
「今日交換できなかった人とも交換したい」という声が聞かれ
チームワークの醸成に役立った時間になりました。
このような時間は
会社のパワーの根源をなすチームワークを深めるという目的があり、
とても「重要なこと」だと思っています。
しかし、「緊急では無い」取り組みです。
お客様と約束したわけでもないし、締め切りもありません。
だからこそ、研修などの機会に
わざわざ計画しないと、なかなか1時間という時間をとって
実施することができません。
今回の研修会では、
このゲームを導入部分とし、
その後、各職場でいつもはなかなか話し合うことのできない
仕組みの改善や、新しい仕事のアイディアなど
「緊急では無いけど、とても重要なテーマ」について
グループミーティングを行いました。
褒めあって互いの安心感が高められたせいか
活発な意見が飛び交うものとなりました。
年末から読み込んでいるコヴィー博士著作
「７つの習慣」の「第3の習慣」は
「最優先事項を優先する」というもの。
ここでは、すべてのもの事を、
4つの領域に分けて整理しています。
「第1の領域」＝「緊急」で「重要」なこと
⇒危機への対応・差し迫った問題・期限のある仕事
「第2の領域」＝「緊急で無い」けど「重要」なこと
⇒人間関係づくり・新しい機会の発見・準備や計画・心身をリラックスさせることなど
「第3の領域」＝「緊急」で「重要で無い」こと
⇒飛び込みの用事・多くの電話や報告書・会議
無意味な接待や付き合い・期限のある催し物
「第4の領域」＝「緊急で無い」し「重要で無い」こと
⇒取るに足らない仕事・雑用・多くのメール・多くの電話・暇つぶし・快楽だけを追求する遊び
特に意識しないで過ごしていると、
「緊急」な「第1の領域」「第3の領域」の仕事に、
受動的に反応して、そればかりに追われ
飲み込まれてしまう生き方になってしまいます。
効果的に生きようとしたら、
「第2の領域」を重要な最優先事項にして
「スケジュールに入れる」ことがポイントです。
今回取り組んだ「誉め誉め言葉『色紙』の交換ゲーム」や
グループミーティングは
まさに「第2の領域：緊急では無いが重要なこと」です。
このような機会を、定期的にスケジュールに入れて継続することが
とても大切だと感じています。
書籍「7つの習慣」では、
1週間単位のスケジュールをたて、その中に「第2の領域」のスケジュールを
あらかじめ入れてしまうという方法を推奨しています。
「緊急度」ではなく「重要度」のレンズを通して
物事を見ることができるように、
そして、「第2の領域：緊急でないが重要なこと」に
焦点をあてて、毎週のスケジュールに入れ込んでいく。
これからは、自分自身のスケジュールを立てる際に、
このことを実践できるように毎週挑戦していきたいと思います。
参考図書 スティーブン・R・コヴィー著 「完訳７つの習慣」
https://i.r.cbz.jp/cc/pl/uysr9546/k2e8blvwsxcl/yyh5fjxy/
