こんにちは、SKIコーポレーションの中村徳裕です。
先週は、年に一度の大勝負である『YOSAKOIさせぼ祭り』の直前準備に
全エネルギーを注ぎ込んでいたため、メルマガをお休みしてしまいました。
いつもお読みいただいている皆様、大変失礼いたしました!
その分、熱気冷めやらぬ舞台裏のドラマと、
私たちが地方でお祭りを続ける「本当の心意気」を、
本日(前編)と明日(後編)の2日連続でたっぷりとお届けいたします!
ぜひ、お読みください(‘◇’)ゞ
◆ わずか数チームから28年——観客として始まった私のよさこい人生
今年で28回目を迎えた『YOSAKOIさせぼ祭り』。
今では全国から約127チーム、踊り子4,500人、
観客22万人以上を集める長崎県内最大のお祭りへと成長しましたが、
私が初めて客席から見た第1回目のYOSAKOIさせぼ祭りは、
おくんちの出し物の一つとしてわずか6チームが競う小さな「ダンスバトル」でした。
「街を元気にしたい!」という一心で、
第2回から司会(MC)としてマイクを握り続けて今年で27年。
私は踊り子の経験はありませんが、バンドマンであり、バイク乗りであり、
旅人である私にとって、全国から踊り子やお客様が集まるこのお祭りは、
出会いのドラマに満ち溢れた、大好きなステージでありお祭りなのです。
今年2026年のお祭りは10月16日(金)の「ハウステンボスナイト」から
最高の秋晴れの中で幕を開けました。
◆ ハウステンボス・髙村社長に学んだ「本物の顧客ファースト」
初日の舞台となったハウステンボス。
長年審査委員長として物心両面で育ててくださったジャパネット創業者の髙田明さんが、
開催のきっかけをつくってくださいました。
その髙田明さんからバトンを受け継ぎ、
今年は地元出身の映画監督・横尾初喜さんが新審査委員長に就任。
そしてハウステンボスナイトでは、髙村耕太郎社長が、審査委員長を務めてくださいました。
ここで私は、高村社長の徹底した「お客様ファースト」の哲学に大きな衝撃を受けました。
昨年、私たち実行委員会は一番ステージが見やすい観客席のセンターに審査員席・放送席テントを設置していました。
しかし高村社長は、 「一番良い席をお客様ではなく審査席が陣取っているのでは、
お客様ファーストとは言えない」 と会場レイアウトにNGをいただきました!
なんと今年は客席の後方の、段差の下から鉄骨を組み上げて、
専用の高台審査席を特注で作ってくださったのです!
お客様の視界を一切遮らず、かつ審査員も全体を見渡せる完璧な舞台設計。
「人が集まり続ける場所には、妥協なき顧客目線の哲学がある」—
—深く学ばせていただいた瞬間でした。
このハウステンボスナイトで見事大賞に輝き、本戦のファイナル出場権を獲得したのは、
東京と山口に本部を置くユニークなチーム「旅鳥(たびどり)」でした。
実は、その中で活躍しているメンバーの一人の青年は長崎県立大学の出身で、
「佐世保の街が大好きで、また仲間を連れて帰ってきました!」と
挨拶に来てくれた姿に、胸が熱くなりました。
◆ オール長崎で世界へ発信!「軽トラ地方車」が創り出した佐世保の文化
私たち実行委員会メンバーが、このお祭りに情熱を注ぎ続ける根底には、
「オール長崎でこの祭りを盛り上げ、YOSAKOIさせぼ祭りを通じて、
佐世保の街の魅力を全国に、そして世界に発信したい!」という強い想いがあります。
よさこい発祥の地である高知「よさこい祭り」や、
全国に広がるきっかけとなった札幌の「YOSAKOIソーラン祭り」などでは、
巨大な4トントラックに大掛かりな音響システムを積み込み、
ゴージャスなデコレーションで飾り付けた「地方車」
(じかたしゃ:音響と先導を担う車)が街を賑わしています。
しかし、佐世保のメインストリートである「四ケ町アーケード」「サンプラザアーケード」は
限られたスペースしかありません。
そこで編み出されたのが、アーケードのパレードに適した
「軽トラ地方車」という佐世保独自のスタイルです。
狭いアーケード内で安全を確保するため、
陸上自衛隊や佐世保青年会議所(JC)などの熱いボランティアの皆様が、
汗だくになってニュートラル状態の軽トラを手押しで運行してくださいます。
この「手押し軽トラ地方車」のスタイルは、
今やYOSAKOIさせぼ祭りならではの素晴らしい文化として定着しています。
そしてなんと、山部倫照6代目実行委員長が丹精込めてデコレーションした
この佐世保スタイルの「軽トラ地方車」が、本場・高知のよさこい祭り全国大会で
『地方車奨励賞』を受賞する快挙を成し遂げました!
巨大な予算をかけたトラックでなくても、知恵と工夫と地域の絆を結集させて、
本場でも評価いただける誇り高い文化が創れるのです。
◆ 明日の後編へ続く:本選の激闘と「地方で生きる幸せ」
こうして最高のスタートを切り、独自の誇りを胸に迎えた土日の本戦では、
さらにドラマチックな激闘と舞台裏のハプニング、
そしてこれからの地方の未来を考えさせられる出来事が待っていました。
北九州市立大学「灯炎」が見せた、常識を破る圧倒的な進化と大賞受賞!
舞台裏のドタバタ劇!審査結果の紙を握りしめて走ってくれた仲間
都会と地方の格差に揺れる若者たちへ——私たちが祭りに込める心意気
明日のメルマガ【後編】で詳しくお届けいたします。どうぞお楽しみに!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
SKIコーポレーション 中村徳裕
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