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港まち佐世保とアメリカ

※2020年4月3日追記

佐世保市内のアメリカ人の知人によると、コロナ感染対策のため、テレワークでの自宅勤務に加えて、ここ2週間とこれから先の接触した人の記録を細かに出さないといけないという厳しい規制がしかれているそうです。今年2020年は独立記念日である7月4日と5日の週末に、アメリカンフェスティバルが計画されています。無事開催されるような状況に改善してくれるといいのですが・・・

 

2019年12月には、米海軍佐世保基地で開催された行事に数回出席する機会がありました。

 

1989年、私が28才の時、

佐世保初の地元のガイドブック「佐世保ならでわブック」を作りました。

その編集中に、当時盛大に開催されていた「西海アメリカンフェスティバル」

(通称 アメフェス)に出会ったのです。

 

アメフェスは、米海軍佐世保基地内のニミッツパークをメイン会場に、

アメリカからも有名アーティストやタレントを招聘し、

米海軍第7艦隊音楽隊のコンサートも開かれるなど

日米親善をテーマに、スケールの大きなイベントを開催されていました。

 

このアメフェスの記事を「佐世保ならでわブック」にも

ぜひ掲載したいと思い、取材に行った先は、佐世保青年会議所。

このイベントを主管していた団体です。

こんなすごいイベントをどうやって実現したのかと

様々な話を聞き、驚き、感動しました。

 

この西海アメリカンフェスティバルで自分も何かやってみたい

というシンプルな動機で、佐世保青年会議所に入会しました。

 

入会後は、志願して「アメフェス委員会」に配属してもらい、

忙しくもやりがいのある活動ができるイベントスタッフになれたことが

米海軍佐世保基地との関わりのスタートとなりました。

 

新入会員だったにもかかわらず、

「米海軍基地バスツアー」等、自分が提案したアイディアが採用され、

自身もサブステージでMCとして登用してもらえるなど、

今につながる充実した体験を積むことができました。

 

5年後には担当委員長を務め、

さらには幹事長も担当させていただくようになり、

当時の米海軍佐世保基地司令官や夫人とも親しくお話しさせていただく機会を得て、

それ以来いろいろな行事の案内をいただけるような関係が続いています。

 

 

この「アメフェス」のコンセプトも、

当時作成していた「佐世保ならでわブック」も、

「想いは同じ」ところがあると思います。

 

ここ「佐世保」にあるものの中から、

この土地「ならでは」の特徴あるものを発見し、

それに前向きにとらえてスポットを当てる。

 

佐世保「ならでは」の魅力のひとつは

「アメリカ」の影響と、

それによってできた街の雰囲気です。

 

米海軍が駐留する港街SASEBOでは、

戦後、たくましくアメリカ人向けに商売を展開する人々が創り出した

「佐世保バーガー店」、「外国人バー」などが、

今も街の魅力を高めていると思います。

 

米海軍佐世保基地入口の鳥居を使った英語のサインや、

ニミッツパークなどで見かけるアメリカンなデザインなど、

街のあちらこちらにその影響を見ることができます。

このハイカラな魅力は、今も変わらない、

佐世保の財産だと思っています。

 

 

現在、佐世保市では

「英語が話せるまち佐世保」、

「英語シャワー事業」に取り組んでいます。

 

 

中学生から英語を学んでいるのに

日本人が英会話を苦手とする第一の原因は、

「間違うと恥ずかしい」と思う気質だ

と私は思っています。

 

実際に海外に出向いてみると、

英語を母国語としない国では

必死で「片言の英語」を使って商売をしている人々に出会います。

 

そうして使っているうちに

慣れてくるのものだと思います。

 

アメリカ人が数多く暮らしている佐世保は、

英語を使おうと思ったら、

そのチャンスに出会う確率が非常に高いのです。

 

私の場合、発音や単語の間違いを気にせずに

果敢に英語でのコミュニケーションをとっています(笑)。

しかし、逆に「このままでは恥ずかしい」という気持ちをもって、

もっと勉強してインプットを増やし、

佐世保ならではの英語を使える機会に積極的に参加して

進化していきたいと思っています。

 

海風の国 佐世保 ホームページ

(弊社で制作更新しています)

https://www.sasebo99.com/about/machinaka/

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