昨夜、(公財)佐世保観光コンベンション協会主催の講演会&交流会に、
弊社から有志4名で参加してきました。
その昔、佐世保JC時代の仲間だったの元JTBの里浦さんが、
九州観光機構専務理事として「九州の観光戦略」のお話の中で、
「データで見る佐世保観光」という興味深い考察を聴かせてくれました。
「観光客数」では、佐世保市は「九州主要都市中10位」の526万人。
それが、「観光消費額」では、佐世保市が「九州7位」の862億円。
「宿泊率」では、「九州6位」の39%。
「1人当たりの消費額」では「九州3位」の16,388円と、
かなり健闘していることが示されています。
(※2019年の各自治体発表資料を基に里浦さんが比較資料を作成)
ちなみに、ハウステンボス来訪のお客様の比率が非常に高いのですが、
佐世保には、全国的知名度の高い「佐世保バーガー」以外にも、
観光地としての可能性と魅力がいっぱいあります。
僕のオススメは、
「九十九島観光公園」までドライブして風景を見て、
「パールクイーン」か「ヨット」で九十九島湾をクルーズ。
そして、佐世保市内で「地元の魚」の料理をつまみに呑み会。
「ワインバー」で2次会。
そして、翌日のお昼に「佐世保バーガー」!
交流会では、佐世保の観光をいかに盛り上げるか!
という話題が飛び交っていました。
さて、今回のテーマは、
海外バイクツーリング冒険記アフリカ編17
~砂のオーロラを走る…5回目のパンク~
です。ぜひお読みください!
(‘◇’)ゞ
(この冒険記は1986年当時の日記とアルバムを基にした書き起こしです)
1986年10月3日金曜日 くもり時々雨、のち晴れ
今日の旅程は、エル・ウェッド⇒ビスクラ⇒ブー・サアーダ
とにかく、アルジェリアの首都アルジェに向けての移動だ。
アルジェまで辿り着けば、そこには僕の従姉夫婦が住んでいる。
旦那さんは、三菱商事アルジェ支店勤務の商社マン。
はるばるこのアルジェで、従姉に会えるということも、
アフリカに渡った理由の一つだ。
エル・ウェッドからビスクラまでの220㎞は、
ほとんどサハラ砂漠の真っ只中。
アスファルトの道でも、砂がどっと押し寄せてきていて、
ところどころ完璧に砂に埋まっている。
“おっとっとっ”…となりながら、
スタンディング姿勢で通り抜ける。
今日は風が狂ったように凄くて砂が舞い、まるで霧の中を走っているようだ。
見える世界は、道の上をオーロラのように砂が流れてとても美しいけど、
顔に砂がバチバチ当たって痛くてしょうがない!
そんな中、エル・ウェッドから約100㎞走った、サハラの真ん中で、
強風の砂嵐の中、なんとまたパンクしてしまった。
僕はこのリアタイヤに見放されてしまったのか・・・
アフリカに来て、もう5回目のパンクだ。
だけど、気を落としていても何も始まらない。
まず、バイクを立てる台の、代わりになる場所を探す。
そうしていると、スーッとプジョー製の車が停まってくれた。
なんと、中から乗客の方が5人降りてきて、手伝ってくれた。
その人達の力を借りて、砂の盛り上がったところに、バイクを抱え上げ、
道端の石や木を探してきて、後輪を浮かせることができた。
やっぱりアルジェリアの人々は親切だ。
昨日ホテルの部屋で修理しておいたスペアのチューブに取り換えて、
約40分間で修理完了。
その間、とにかく砂と風が凄くて、たまったもんじゃない。
パンクの原因は、多分、タイヤの中に入っている砂のせいだと思うけど、
この状況ではどうしようもない。
とにかく、タイヤをリムに取り付けようとする間にも、
どんどん砂が入ってしまうのだ。
タイヤの中の砂を掻き出すのは諦めるしかない。
あとは運を天に任せて、また走るしかない。
途中で昼食をとった後、ビスクラは通過して、
ひたすら飛ばしてブー・サアーダへ。
砂漠でのパンク修理もあり、
途中、雨まで降ってきて最悪だったけど、
なんとか、目的地ブー・サアーダに着いた。
早々にホテルにチェックインして、体力回復だ。
とにかく、今日も無事だった。
To be continued