先週のある会議で、とても素敵な「言い間違い」
の場面に遭遇しました。
その会議では、
佐世保に定住する人口や、
流動的に来てくださる人口を
どのようにして増やし、活性化するか、
というテーマで、真剣に討議をしていました。
会議の後半、出席者全員が発言を求められ
順番に意見を述べていた時、
その「素敵な事件」が起きました。
それはある男性のひとこと。
本当は、発言の最後に
『大好きな佐世保のために』精いっぱい頑張ります!
と言うはずだったと思いますが、
『大好きな○○会社のために』精いっぱい頑張ります!と、
うっかり自分の所属する会社名に言い間違えて、
元気いっぱいの声で発言されたのです。
ご本人は、あわてて・・・
『あっすみません!大好きな佐世保のために』精いっぱい頑張ります!!
と訂正されました。
会場は笑いと共に、とてもあたたかな雰囲気に包まれました。
男性は、その会社でも佐世保を代表する責任ある立場を任されている方でした。
その方の発言の態度から、
その方が、佐世保のことも、その会社のことも、
心の底から大好きなのだな…
ということが、伝わってきます。
そして
「大好きな○○会社のために!」というフレーズは、
会社の行事や会合などで、
事あるごとに発言されているのではないだろうか
と想像しています。
もし、その方の上司が、
そんな発言をいつも聞いていたら、
彼に大事な事も信頼して
任せたくなるのではないか…と思います。
もし、その方のもとで働く人たちが、
そんな発言をいつも聞いていたら、
彼に心からついていきたくなるのではないか…と思います。
私が尊敬している斎藤一人さんも、
『国誉め』で「運」が良くなる
という話をされています。
自分が住んでいる街や、土地のことを誉めている人と
話していると楽しい気分になりますし、
その人にも、その人が住む土地にも興味が湧いてきます。
そうすると、廻りから応援され、
どんどん運が良くなる人になっていく。
それとは逆に、自分の住む街や土地の悪口をいう人と
話していて、よい気持ちになる人はいないでしょう。
運は離れていきそうですね。
それと同じで、自分の店や、会社のことを大好き!
という人と話していると、その人にもその会社にも
興味が湧いてきて、もっと話したくなります。
その結果、その人はどんどん運の良い人になっていく。
今回は、そんな合点の行くエピソードに遭遇したお話でした。
私も、いま周りにあることに感謝して、
「国誉め」で感謝を伝えながら
日々を過ごしていきたいと思っています。