2022年には、市政120周年を迎える佐世保市ですが…
軍港になる前の佐世保には、あまり歴史がないという話を聞くこともあります。
いやいやそんなことはありません。
そんな失礼な話を一蹴する、
佐世保の歴史と文化を深く掘り下げた10章構成の本が完成しました。
その名も「させぼ歴史・文化夢紀行」。
最新刊を、させぼ夢大学30周年記念出版として、上梓しました。
本の写真はコチラ!
その10章を、ショート解説文で紹介します。
1章:ふるさと中世史紀行
―澤 正明氏―
平戸藩宗家松浦氏のルーツから、
中世に長崎県北地域で繰り広げられた合戦の行方を、
ショートストーリー10話で描いた必読の章。
2章:ふるさと古文書紀行
―寶亀道聰氏―
「平戸大地震」から
「山縣三郎大夫正眞―益富鯨組と佐世保」まで、
古文書から紐解くふるさとの歴史ストーリー。
3章:ふるさと石仏紀行
―郷土史研究 筒井隆義氏―
「眼鏡岩の不動さま」「柚木・西光寺の仁王さま」など、
地元に鎮座する石仏を、写真と歴史ストーリーで興味深く紹介。
4章:ふるさと古代紀行
―佐世保史談会会長 中島眞澄氏―
「行基と空海伝説 福石観音と眼鏡岩」
「肥前國風土記と佐世保」など、
古代にさかのぼって佐世保の歴史を紐解きます。
知っておきたいふるさとの古代紀行。
5章:ふるさと軽便紀行
-平戸街道ネットワークの会会長 井上順一氏―
佐世保の鉄道の歴史を、軽便鉄道時代までさかのぼり、
国鉄時代、MR松浦鉄道の今に至るまで紹介。
当時の学生のいたずらや女学生の楽しみの著述など古写真も交えた力作。
6章:させぼの歴史は謎がいっぱい
―小川照郷氏―
「鉄砲伝来は種子島ではなく平戸。
そして飯盛城の戦いで使われた。」など、
私たちが授業で学んだこととは異なる新事実を、
ふるさとの歴史は「謎がいっぱい」と興味深く連載。
7章:ふるさと吉井紀行
―吉井エコツーリズムガイド 和田 隆氏―
「史跡 福井洞窟」「直谷城址」
「直谷城の安徳天皇伝説」さらには
「お橋観音と牧の岳遊歩道」など、
佐世保市北部の吉井地区の史跡や自然を、
歴史ストーリーを交えて紹介。
8章:地中に眠る戦国物語
―佐世保市教育委員会 松尾秀昭氏―
「武辺城」「大智庵城」「飯盛城」
「針尾城」「大刀洗城」「井手平城」「広田城」など、
発掘調査で出土した遺構・遺物を基に、
名探偵のように歴史の謎の答えに迫っていく「時空の旅」。
9章:ふるさと地球科学紀行
―長崎県地学会 松本直弥氏―
「佐世保の地形と地質」「佐々川断層」
「九十九島」「平戸八景」「北松浦玄武岩」など、
させぼの名勝地を探求します。
ふるさと佐世保の身近な地球科学を連載。
10章:小字地図から歴史が見える
―佐世保史談会副会長 宮崎勝秀氏―
宮の小字「鬼塚」、重尾の小字「勝退谷」、
広田の小字「勝磯」、
天神の小字「御前畑」(ごぜばたけ)など、
歴史の一場面を名前に込めているようです。
歴史が見える小字のストーリー。
10年間にわたって、
会報誌「夢のつづき」に連載した100話を、
一冊にまとめた「させぼ歴史・文化夢紀行Ⅲ」です。
表紙カバー写真は、和―KAZU―氏による
「佐世保港と佐世保の街のパノラマ写真」
カバーの内側にも、和―KAZU―氏による
「九十九島から佐世保市街までの大パノラマ写真」
を掲載しています。
額装して飾っても楽しめそうな、
佐世保の魅力を渾身の技で撮影した力作です。
114ページ 税込1430円
お求めは、佐世保市内の金明堂書店京町店はじめ有名書店、
または、三川内の四季彩館にて
ホームページからのお求めはコチラ
https://www.sasebo-geibundo.com/hanbai-shinkan.shtml
させぼ夢大学