先々週の金曜日、ならでわ編集部の“しらぷぅ“に付いてきて来てくれと頼まれ、
ある企業の会長さんとの面談に同行しました。
するとその会長さんは、
未婚の“しらぷぅ”が、
「将来のパートナーを選び損なわないために」と思われたのか…
日々の「お金」の使い方についての「哲学」を語ってくださいました。
そのポイントは「節約と奮発のメリハリ」です。
節約するべきは、ガッチリと節約し、
使うべき時には、ドーンと奮発する。
「お金は中途半場が一番いかん!」という教えです。
今回のテーマは、
『運の種を蒔く「お金の哲学」』
ぜひ、お読みください。
(^^♪
【メリハリのランチ哲学】
会長さんのランチは、一人で食べる時は「290円の弁当」又は「パン」。
しかもお茶や珈琲などの飲み物類は一切買わず、基本的に自分で淹れて飲むのだそうです。
(それに気づいたスタッフの方が淹れてくれるそうですが)
ひとりでランチをするのに、高いお金を使っているビジネスマンが多いが、
一か月、一年と続けると、何万円もの差になる。
出勤時や帰宅時、あるいは休憩の都度、自販機でコーヒーやジュースを買う人が多いが、
これも、続けるとあっという間に何万円という金額になる。
タバコはもちろん論外である
とおっしゃいます。
しかし、友人や部下とランチに行くときは高いメニューを奮発しておごる。
「これ美味しいね!」と一緒に喜んだり
「ごちそうさまでした!」
と感謝してもらえるときは、金額が高くてもその価値がある。
こういう使い方は、全く惜しくないのだ
とおっしゃいます。
※ぎくっ!これは、私にとっても耳の痛いお言葉!
一人の時でも、いろいろなお店でそこそこの値段の外食を楽しんでいます。
ほとんどは、毎月の月刊ならでわに掲載されたお店に、感謝の気持ちもあって行っています。
これは、仕事柄やめるわけにもいかないので、メリハリを意識しつつ
コロナが落ち着いたら、友人や部下と一緒に行って
奮発するようにしないといけないですね。
【現金払いのカッコよさ】
さらに、会長さんは「ツケが一番カッコ悪い。大嫌いだ」とおっしゃいます。
普段はポイントのたまるD払いのゴールドカードを愛用されているそうですが、
飲食店での支払いには、お店の利益がカード手数料で目減りするのを考慮して、クレジットカードは使われません。いつも「現金」で払っているそうです。
しかも少額のおつりはプレゼントするのだそう!!
カッコいいですね~。
※現金払いは、すぐに真似したいと思います。
【いつも綺麗な靴を履く】
中途半端な価格の一足の靴を、半年で履き潰し、
その都度買い替えるようなやり方が、若い者に多い。
それでは、いつもボロ靴を履いていることになる。
会長のやり方は、靴を買うなら7~8万の高級靴か、1万円以下のウォーキングシューズ。
数を揃えて毎日違う靴に変えて履くので、いつもきれいな状態で相当長い年月使えるというもの。
※ぎくっ!靴は毎日履き替えていますが、高級靴はあまり持っていません。
【スーツも中途半端はいかん!】
7~8万円の中途半端なスーツでは1万円のスーツと区別がつかない。
会長は、服を買うなら30万円のお気に入りのスーツか、なんと1万円のスーツ。
そして数を揃えて休ませながら着ると、長年愛用できるというやり方。
※ぎくっ!僕はいつも中途半端なスーツを着ています。
【収入と支出のコントロール】
会長さんは、若い時から、このようにメリハリをつけて日々の収入と支出をコントロールし、日常の支払いに使う口座と貯蓄する口座を分けて、お金をプールしていったそうです。
日々は、節約。
しかしここぞという時には、メリハリをつけて奮発するという哲学で
人生を歩んでこられたのです。
同じ考え方で
奥様との海外旅行はいつもビジネスクラスだそうです。
※僕はいつもエコノミークラスでした。妻へ・・・すみません。
そして、車を買われるときはいつも現金一括支払い。
無駄な金利は払いたくないからとおっしゃいます。
※車の現金一括払いは、超中古車を妻が買った時くらいでしょうか。
そしてなんといっても、
会長さんの年齢は、もうすぐ80の大台も見えそうなくらいですが、
毎週のようにゴルフを楽しまれるほどの健康と体力を保っておられます。
【運の種を蒔く】
会長さんは「俺は運が良かった」とおっしゃいますが、お話を伺っていくうちに、「運がよくなる哲学」をもって、お金にも、周りの人や組織にも「運の種」を蒔いてこられたのだということが伝わってきました。
面談のあと、しらぷぅのみならず私まで、会長さんに“上級ランチ”を御馳走になってしまいました。“しらぷぅ”のためというより、私のために教えてもらったような貴重な時間に心から感謝しています。