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『知らぬは恥?だが役に立つ 「学び合う仲間」の話!』

前々回まで、まえがきを担当してくれていた弊社OGの好美さん。
彼女が、オンラインで知り合った
「学び合う仲間」とのご縁を得て、
今年も、引き続きいろいろな学びの機会がありそうです。

OG好美さんが引き合わせてくれた
「学びあう仲間」とはどんな人たちなのか?

昨年、世界中に感染が広がったコロナによる、
今まで経験したことのない自粛生活が始まりました。

しかし、そのおかげで
オンラインを活用せざるを得なくなり
逆に出会いのチャンスが増えました。

好美さんが出会ったのは、まさにコロナによる恩恵でした。
これまでなら、出会うことのなかったであろう
全国津々浦々の「学びあう仲間」と
つながるチャンスが増えたのです!!

そしてオンラインは、移動時間も要せず、
コストも安いのですから
ありがたいことです。

先週1月6日には、
創業103年目の岩手県の染物店
「京屋染物店」の社長、蜂谷悠介氏のセミナーを
オンラインの2時間プログラムで受講。

最初の1時間が講義形式のセミナー、
後半の1時間は質疑応答という形式です。

オンラインで30名の参加だったのですが、
ズームの画面を切り替えると、
質問者の顔もアップで見られますから、
質疑応答の時間などは、
通常のセミナーよりも身近に感じられるほどです。

10年前の2011年。
当時の京屋染物店さんは、家族4人で経営しながら、
赤字に苦しまれていました。
そこに東日本大震災が発生し、存続の危機に立たされます。
染物店の主力商品であるお祭りの法被など、
震災による大被害で、ほとんどがキャンセルになったそうです。

一度は絶望されますが、
ボランティアで訪れた
津波で流された街を一望する丘の上で、
出会った地元の男性らが、
祭りの法被を「宝物」と呼んで
大切にしているのを目の当たりにします。
その宝物を作っているのが自分たち染物屋。
「俺たちの宝物を作り続けてくれ」と
何もかも失ったその男達から逆に励まされるのです。

祭りには力があると信じている
その男達の心意気に触れ、
祭りの復興支援の活動をはじめ
事業の再起を図っていかれます。

そして、10年後の2021年。
社員20名、売上も約10倍の規模に成長を続け、
なんとコロナ禍の2020年も前年比112%の業績アップ!!

「心を高める」ことを哲学に、「和の追求」を極め、
「世界を彩る染物屋」をビジョンに成長を続けておられます。

この京屋染物店さんが、
活用したのが、
MG(マネジメントゲーム)や、
TOC(制約理論)という
ツールや手法。

それに加えて、
KintoneなどのICTツールを活用して
事業を見える化されているのです。

京屋染物店
https://kyo-ya.net/

このような企業を成長させていく活動を、
継続的に情報交換し、教え合っているのが、
「学びあう仲間」です。

このセミナーの主催も「学びあう仲間」である
ウインクルの塩山徳宏さんです。
https://wincl.jp/category/blog/

昨年2020年11月には、
幸運にも、MG(マネジメントゲーム)を開発したご本人、
西順一郎先生が講師を務められるセミナーに
出席させていただくという、
貴重な機会にも恵まれました。

これも「学びあう仲間」とのご縁のお陰です。

出会いに感謝しながら、
この年になって知らないことを「恥」とは思わずに、
学べば大いに「役に立つ」と思って、
楽しく続けていきたいと思います。

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