庭の木を切るとき、雑草を刈るとき、
台所で魚を捌くとき、
一生懸命に「刃」を動かすけれども、これがなかなか切れない。
力任せに「刃」を動かしても、どうにも仕事が進まない。
こんな時は、少し休んで「刃を研ぐ」時間をとって、
切れる「刃」にすることで、格段に早く仕事が進むのかもしれません。
しかし
「今は切ることに忙しくて『刃を研ぐ』時間なんてない!!」
と言って、
ひたすら切れない刃を動かし続けている。
傍からみると滑稽な姿です。
そんな例え話で始まるのが
スティーブン・R・コヴィー 著 「7つの習慣」で記される
第7番目の習慣「刃を研ぐ」の章です。
ここで「刃」に例えてあるのは、「自分自身」のこと。
人生で最大の資産である「自分自身」という「刃」を研ぐことで、
自分自身の価値を維持し高めていくための習慣です。
「刃を研ぐ」こと=「自分を維持向上させる」ことには
4つの側面があるそうです。
自分自身に当てはめて考えてみました。
1:運動、栄養、ストレス管理といった「肉体」の側面
睡眠不足は対策が必要ですが、
今年は週に3回の20~30分のジョギング(のようなウォーキング)を再開。
野菜を最初に沢山食べる習慣は数年前から心がけ、これは定着してきました。
ストレス管理では、週1回のバランスセラピー(ストレスメンテナンス)
を習慣にすべく挑戦しています。
2:読書、視覚化、計画立案、執筆といった「知性」の側面
この側面は、仕事のビジョンの視覚化、新しい計画の立案など
やらなきゃと思いながら、宿題がたまっている状況です(;^ω^)
しかし、なんとかメルマガの執筆は毎週継続し9年目に突入。
読書のジャンルや冊数は格段に増えてはいないのですが、
今年は「7つの習慣」を何度も読んで習慣化に挑戦しています。
3:価値観の明確化と、決意、学習、瞑想といった「精神」の側面
これが、非常に大切ですが、私にとっては難関です。
社員スタッフのみなさんと一緒に取り組んで
「価値観の明確化」そして「共有」することを
今年の最大の目標にしています。
4:奉仕、共感、シナジー、内面の安定といった「社会・情緒」の側面
自分の得意なことで、社会や地域に貢献することができたらと思って
YOSAKOIさせぼ祭り実行委員会、
公益社団法人させぼ夢大学などで長年活動しています。
本業のSK-i corporation、月刊ならでわ!
そして地方出版「芸文堂」で、
社会や地域にもっと貢献することができるように、
7つ目の習慣で自分自身の「刃を研ぐ」時間をとって
精進していきたいと思っています。
実は、この第7の習慣「刃を研ぐ」ことは、
「緊急で無い、重要なこと」という「第2領域の活動」です。
だから、「主体性」をもって、
「スケジュールを確保」しないと、
つい後回しにしてしまいがちになる事なのです。
ここまで、連続7週にわたって
「7つの習慣」をテーマに連載してきました。
7つの習慣を身に着けるチャレンジは続きます。
To be continued!!