人と人が協力する・・・
組織と組織が協力するって・・・
意外と難しい・・・。
「初めての何か」を
誰かと一緒にやることになった時、
人も、組織も、まずは自己防衛・防御の姿勢を構えてしまいます。
「損しては困る」、「利用されても困る」、
「相手はどんな態度にでるのか」・・・
まずは自己防衛を考えてしまうのは
当たり前のことかもしれません。
しかし、そんな自己防衛の壁を越えて、
1+1が3にも10にもなるような体験をしたことがあります。
「V・ファーレン長崎」のホーム戦に
「YOSAKOIさせぼ祭りのチーム」が応援演舞に呼んでもらった時。
「YOSAKOIさせぼ祭り実行委員会」に
「長崎県立大学鵬祭実行委員会」がジョイントしてくれた時。
「させぼdeまちコン」の開催に官と民がジョイントし、
さらに私たち「月刊ならでわ!」が加わった時。
もちろん、イベントや事業を推進していく中では、
上手くいくことだけではなく、
色々な課題が持ちあがり、
それに対処しながら向き合っていくのですが、
『強い信頼関係』がベースになっていると、
単独では成し遂げられないようなワクワクすることが
実現していったと思います。
7つの習慣「第6の習慣:シナジーを創り出す」によると、
第1段階:防衛的なコミュニケーション
第2段階:尊重的(妥協)のコミュニケーション
第3段階:シナジー的コミュニケーション
という3つのコミュニケーショの段階がある。
「信頼度が低い」と⇒第1段階となり、
自分の立場を守ること、揚げ足をとられないように用心深く言葉を選び、
予防線を張り、逃げ道をつくっておく。
どちらかがWINで、どちらかがLOSEという関係になってしまいます。
「信頼度が中間レベル」だと⇒第2段階となり、
お互いを尊重し、相手に敬意を払うけれども、
面と向かって反対意見を述べて対立することを避ける。
だから、相手の身になって共感するところまでは踏み込めない。
だから、新しい可能性を受け入れることまではできない。
「強い信頼関係」があると⇒第3段階となり、
自分とは違う意見や、違ったアイディアを受け入れることが可能になり
そこから生まれるシナジー(相乗効果)によって
最初に示されていた案を、はるかに上回る結果に到達できる。
シナジー効果(相乗効果)を生み出す
絶対的前提条件が『強い信頼関係』。
…だとすれば、
何かを成し遂げたいと考えたら
まず『強い信頼関係』を創り出すことに
何よりも力を注ぐべきだということになります。
そのためには、
先週のメルマガで、自分自身がなかなかできていない
第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
「傾聴」にしっかり向き合っていかなければならないと
痛感しています。
先週の早朝、「傾聴」を意識して
弊社のY常務と懸案事項について話をしました。
すると、お互いもっと突っ込んだ話をしたいという気持ちになって、
その日の昼休みにも続きを話し合うことにし、
そこでは、これまでになかったような
新しい「第3のアイディア」が生まれてきました。
おっ、これまでと変わった!
先週のメルマガの前とは大違い!!(笑)
今後の展開に乞うご期待!!
TO BE CONTINUED
※参考図書 「7つの習慣」