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「まず理解に徹し、そして理解される」…第5の習慣が一番難しい!

今年の目標は、

年末から読み始めた

スティーブン・R・コヴィー氏著による「7つの習慣」

に沿って学んだ7つの習慣を毎日実践することです。

 

その一連の目標の一つとして、

毎朝7時30分~8時の間に出社するようにしています。

 

Y常務は、毎朝まだ暗い6時台には出社しているので、

朝から二人だけで話す機会が増えました。

 

先日、常務と私があることについて

持論を披露しあっているところに

妻が出社してきました。

 

しばらく私たちの話を聞いていたようですが、

そのうち、ニヤニヤした顔(^_-)-☆で、

近寄ってきてこう言いました。

 

「お二人とも相手の話を聞いたあとに「そうですね」みたいな、

受容の言葉を一切使っていない事に気づいてますか?

お互いに言いたい事だけ言っていて

会話として全然かみ合ってないのが

めっちゃ可笑しい(笑)」

 

「録音して聴かせてあげようかと思ったくらい(笑)。

社内の皆さんと話すときは、

そうならないように気をつけてくださいね?」

 

・・・反省(;^ω^)(;^ω^)

 

 

「7つの習慣」の5番目の習慣は

「まず理解に徹し、そして理解される」という事。

 

「私たちはたいていまず自分を理解してもらおうとする。

ほどんどの人は、相手の話を聴くときも、

理解しようとして聴いているわけではない。

次に自分が何を話そうか考えながら聞いている。

話しているか、話す準備をしているかのどちらかなのである。」

(7つの習慣 343ページより)

 

そして、すべての物事を自分の考え方のフィルターに通して、

自分のそれまでの経験、いわば自叙伝(自分の経験に照らし合わせ)を

相手の経験に重ね合わせて理解したつもりになっている。

 

 

しかし、「共感による傾聴」はまったく別のもので、

まず相手を理解しようと聴くことであり、相手の身になって聴くこと。

相手を理解しよう、本当に理解したい!という気持ちで聴くこと。

 

そうすることで初めて

人間にとって「肉体の生存欲求」の次に大きな欲求である、

「心理的な生存欲求(理解され、認められ、必要とされ、

感謝されている)」を満たすことができる。

 

共感して話を聴いているとき、

あなたは相手に心理的な空気を送り込んでいる。

心理的な生存のための欲求を満たしてあげることによって初めて、

相手に影響を与え、問題の解決に向かえる。

 

相手の心に、「信頼の貯金」を預け入れしなければ、

その段階に進むことはできないのだ。

(7つの習慣より)

 

 

冒頭に述べたとおり、

未熟者の私にとっては、この「7つの習慣」のうちで

これが一番難しいと感じています。

 

営業会議などでも

終わった後、隣室の事務所スタッフから

「社長の声ばかり聞こえてましたよ」と

言われてしまうくらい、聞くことが苦手です。

 

しかし、この本の著者スティーブン・R・コヴィー氏によると

「まず理解に徹し、そして理解される」習慣は、

「7つの習慣」の中で最もエキサイティングな習慣であり、

すぐに実生活で応用できるものである。

相手に共感して聴くことを学ぶと、

コミュニケーションに劇的な変化が生まれることに気づく…とあります。

 

仕事だけでなく、友人、家族との関係でも大切な事だと思います。

今年の目標の「7つの習慣」を実践し、身に着けるため

この最大の難関をクリアできるように

修行を積んでいきたいと思っています。

 

 

「7つの習慣」

https://i.r.cbz.jp/cc/pl/uysr9546/v7cfc9dv39ef/yyh5fjxy/

 

 

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