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本番に強い人

毎晩家に帰ってテレビをつけると、
リオデジャネイロオリンピックでの日本人選手の活躍が
次々に報道されています。

 

練習での、長く濃く積み重ねた“準備”

 

これまでの本番で鍛えられた“メンタルの強さ”

 

そして大舞台での“応援”を味方につけての快挙。

 

私達一般人には、ほど遠い世界の話のようですが、
私達も、様々な場面で、
“本番”を迎えることがあります。

 

子どものころのピアノの“発表会”

 

朝礼や、催し事での“スピーチ”

 

お客様に対する“プレゼンテーション”

 

様々なスポーツの“試合”や“検定試験”

 

そんな時、誰もが
緊張して普段の自分の実力を発揮できないという
経験をお持ちではないでしょうか?

 

それに対して、
なぜか本番に強い人もいます。

 

充分な練習や
準備を積み重ねるというのは
まず必要なことですが、
それだけでは本番で力を発揮できるとは限りません。

 

例えば
ゴルフの打ちっぱなしでは、
素晴らしい当たりを連発する人が、
コースにでると全く別人のように
固くなって実力を発揮できないケース・・・

 

その原因は
失敗するのではないかという「恐怖心」で
脳が緊張してしまっているからなのです。

 

人生の様々な場面での失敗の多くは、
“脳が緊張して、カラダが力んで”しまって
本来の実力が発揮できないということが原因のようです。

 

ギターが大好きな私の場合も、
学生のころ、ステージに立つと緊張し、
間違わないように演奏しようとしてカタクなり、
普段に比べて全く力が発揮できない
という経験を重ねていました。

 

練習でいくら上手く弾けても、
本番では上手くいきませんでした。

 

そんな中
ある先輩が本番で力を出せる
コツを教えてくれました。

 

教えられたコツというのは・・・

 

実力に自信がなくても、
「その時点でのベストを尽くして」
本番のステージに「出演し続けろ!」
ということでした。

 

「その時点」での実力を認めるのは
下手な時期ほど、ある意味つらいものです。
でも、ベストを尽くして、本番を数多く経験しろ
と教えられたのです。

 

失敗するのがイヤだ、恥ずかしい…という思いは
誰でも起こる自然な感情です。
脳から、そのマイナスイメージを払拭させるには
どうしたって場数が必要だということです。

 

よく
「自分にはまだそんな実力はついていません。
もっと上手くなってからでないと、
とてもステージには立てません」
という方がいます。

 

先輩に言わせれば、
「そんな事を言っているヤツは、
一生ステージに立つことは無い!」
そして、練習では上手いけど
本番ではその力を発揮できない
という状況がずっと続くだけだ
というのです。

 

最近の佐世保のアマチュア音楽シーンで、
この言葉を実践している20代前半の若者D.K.君がいます。

 

昨年は、誰が見ても初心者ギタリストだった彼。

 

そんな彼が、
無謀にも(笑)、50万円を超える高級ギターを
長期クレジットローンで購入!
必死に練習しながら、
臆することなく本番のステージに挑戦し続けていました。

 

その健気な姿に、周りの先輩たちは
みな彼を応援していました。

 

高級ギターを買って約1年となる先日のライブのこと。

 

彼は、周りの皆が驚くほどのパフォーマンスで
ギター演奏をやってのけたのです。

 

まさに、
練習と本番を並行して積み重ねながら、
本物の実力を身に着けつつあるのです。

 

これからも、どんどん実力が伸びていきそうな彼。
佐世保のアマチュア音楽界の期待の星になりそうな勢いです。

 

私も、
情報発信という仕事のいろいろな場面で
お客様にインパクトのある
パフォーマンスを提供するため

 

音楽やスポーツなど様々なジャンルでも
新しいことにチャレンジしながら、
進化と成功を目指していきたいと思います。

 

そして、リオデジャネイロで活躍する
素晴らしい選手の姿を応援しながら目に焼き付けて、
脳の積極的なイメージトレーニングをしたいと
企んでいます。(*^^)v

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