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月刊ならでわ!7月号が完成。発行しました!!
全長9mの中綴じ製本機を導入し、今回が2回目の自社製本です。
表紙の「肉三昧」特集…5店舗、
「2024年夏グルメ」特集…ずらりと並ぶ18店舗
巻末の人気コーナー「クチコミ広場」…4店舗
「グルメトピックス」…2店舗
さらに「子ども食堂掲示板」や、「ランチタイム」、「ならでわ日和」等々
グルメの情報が充実しています。
夏バテ防止に、暑気払いの予約を入れてはいかがでしょうか?
「月刊ならでわ!」は、ホームページにて電子ブックでもお読みいただけます!
https://www.naradewa.com/naradewa_book/book2407/#target/page_no=1
ぜひ、誌面もお手に取ってください!
さて、今回のテーマは
『海外バイクツーリング冒険記2回目のフランス編2』
~サハラの戦友と、旅の喜びをかみしめる~ です。
ぜひお読みください!
(‘◇’)ゞ
(この冒険記は、1986年当時の日記とアルバムを基にした書き起こしです)
1986年10月20日月曜日 雨のち晴れ
ここは、サハラ砂漠で5日間の苦楽を共にした二人の親友、
フランス人医師リヨネラと、女医ロゴンスのパリのマンションだ。
昨夜は、リヨネラが当直というのに、ロゴンスに快く迎え入れてもらい、
「好きなだけ居候させてもらえる」ということになった。
1986年10月21日火曜日 雨
3か月前にオランダをスタートして、北欧からヨーロッパの山岳地方を走り回り、
マルセイユから北アフリカのチュニジアに渡航。
サハラ砂漠の北部をアルジェリアからモロッコまで横断。
モロッコからスペインに渡って、陸路パリに辿り着いた。
パリの彼らのマンションでくつろいでいたら、
この長旅の疲れがドーッと疲れが出てきた。
雨だし、とにかく疲れで身体が重いので、
ほとんど一日中、マンションの部屋でゴロゴロして過ごした。
すると、彼らの友人(フランス人二人)が訪ねてきた。
通常フランス人は英語が苦手で、あまり英語を使ってくれないのだが、
ここでは、みんなとても親切。
会話がフランス語だったら、完全に仲間外れになるのだけど、
僕に気を使ってくれて、あまり上手とは言えないような英語を、無理して使ってくれる。
(僕よりは上手!)
おかげで僕も仲間に入って会話に参加させてもらえる。
夜は、ロゴンスの手料理をご馳走になり、幸せな気分だ。
1986年10月22日水曜日 雨
この日も、ゆっくりと休息の一日だ。
疲れはほとんど取れてきた。
夜はリヨネラとロゴンスに、レストランに連れて行ってもらいご馳走になった。
そして、夜のパリを、ドライブ観光で案内してもらった。
1986年10月23日木曜日 晴れ
この日は、婚約者のまり子さん(今の妻)にプレゼントを買おうと、
バイクでパリの街に出かけた!そして、ハンドバックを購入。
それにしてもパリの街には日本人が一杯いる!
夜は、リヨネラがJAZZBandでギターを弾くというので、練習を見に行った。
そして、僕も参加させてもらってセッションを楽しんだ。
音楽は世界の共通言語だ!フランス語を全く喋れない僕が、
Bandで一緒にギターを弾くと、もう友達になったかのように、コミュニケーションが取れる。
1986年10月24日金曜日 晴れ
パリをバイクで観光…と言ってもバイク屋を探して、
見つけたモトクロスショップへ!
しかし、パリの物価は高い!
マルセイユで買ったゴーグルと同じモノが、パリでは1.5倍で売られている。
夜は、マンションの部屋で、照明を落として、
寛いだ雰囲気でJAZZを聴きながら、
ワインとチーズを楽しみ、さらにケーキを食べた。
その後、「フランスの典型的な料理…クレープ(甘くない)を食べよう」と、
レストランに連れて行ってくれた。
これまでの旅のペースとは、全く異なるリズムで、
旅の途中とは思えない、快適な家=マンションで生活している。
快適な環境で十分な「睡眠時間」。
そして、最高に美味しい食事で、「栄養補給」。
信頼できる友人、しかもお医者さんの家で、ストレスと無縁な「リラックス」。
実は、もう旅の予算は尽きかけてきているのだけど・・・
そんな心配も、3か月間の旅の疲れも、
洗い流してくれるような、パリでの休日を楽しんでいる。
To be continued.