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『チャットGPT使ってみた?』 ~文明の利器か、人類の敵か~

先日、縁あって創立90周年を迎えられた

福岡ロータリークラブ様の記念祝賀会に出席してきました。

歴史あるクラブの心のこもったおもてなしに感銘しつつ、

同じテーブルの出席者との会話を楽しんできました。

 

そこでちょっと盛り上がったのが、

『チャットGPTを挨拶原稿作成に使ってみた!』という話題。

 

何かと「大人の宿題」になってしまう「各種原稿作成」ですが、

キーワードを入れるだけで、原稿を生成できてしまうという

『チャットGPT』

 

これで「挨拶原稿」を作ってみたというMさんに、テーブルの全員が注目!

 

さて、今回のテーマは、

『チャットGPT使ってみた?』

~文明の利器か、人類の敵か~

ぜひお読みください。

 

(‘◇’)ゞ

 

 

毎週毎週、挨拶原稿を用意しなくてはいけない立場の方ばかりが

集まったテーブルでしたので、みなさん興味津津です。

 

使ってみたMさんの話によると、キーワードを3つくらい入れただけで、

挨拶の原稿としてそれなりのものができてしまった!という衝撃の事実。

 

早速、やり方を教えてもらって使ってみました。

話題にしたいキーワードを3つ入れて、挨拶原稿を作ってみたら・・・

 

なんと、それなりの挨拶原稿ができてしまうではありませんか!!

 

あっという間に原稿が整ってしまう、その性能には驚いてしまいました!

 

しかし、冷静に考えると、今回はたった3つのキーワードから、

チャットGPTが勝手に推測して、一般的な言葉をつなげて

作ってくれた原稿なので、正直言って、あたりまえの退屈な内容。

 

この挨拶を聴かされる人は迷惑だろうな(笑)

と思ってしまいました。

 

しかし、このチャットGPTがなぜ「無料」で使えるのか?

どこでビジネスになっているのか?

 

タダほど怖いものは無いとも言いますよね!

 

いつかの時点で有料化されるのか?…などと疑問も感じつつ

少し調べてみました。

 

 

まず、リスクとなるのが、

「個人情報」「企業情報」「機密情報」の漏洩です。

 

入力したデータは、チャットGPTに提供してしまったことになり、

情報として収集されてしまうことになります。

当然、前述のようなデータをうっかり入力してしまうと、

他に参照されて、知らぬ間に情報流出してしまい、

大問題を引き起こすというリスクがあります。

 

一部の企業は、すでにチャットGPTへのアクセスを禁止しているそうです。

 

さらに、イタリアなど国として、

「チャットGPTは、個人情報を不当に収集しており

プライバシー法を侵害している」として、

一時的にチャットGPTの使用を禁止しているなどの事例もあります。

 

学業での利用についても、論文のコピー&ペーストが問題になっていました。

これが今、チャットGPTで卒業論文が作れてしまうということが問題になっています。

 

ある大学では、論文にチャットGPTを使ったことを

白状した学生が落第させられたということも起こったそうです。

 

 

ところで、一度はうまく挨拶原稿を生成してくれたチャットGPTですが、

この原稿を書きながら夜遅くに、もう一度ログインして使ってみました。

すると今度は、アクセスが集中している時間だからなのか反応が遅く、

スムーズに使えませんでした。

 

有料版に登録すると、こんな時でもスムーズに動くという

ビジネスモデルなのか!!?

( ;∀;)

 

 

しかし、チャットGPTなど、AIは、これからも進化し続けていくでしょう。

 

今後は、開発側でも現状のリスクを考慮し、

個人情報や企業情報の保護への対応など、

安全に利用するための環境が整う進化も期待できるのではと想像しています。

 

将来的には、みんながこの機能を便利に使いこなし、

簡単な原稿の作成などは、チャットGPTに手伝ってもらい、

それをベースに自分の頭で考えたアレンジを加えて、

時間を短縮しつつ、より優れた文章を作成する

などということがあたりまえになるのかもしれません。

 

とはいえ僕は・・・

引き続き自分で、心を込めて文章を書いていくという

地道な文章制作スタイルを続けていくつもりです。

 

皆様に関心を持っていただける情報にアンテナを張って、

文章については、自分を磨くための修行と思って努力を続けて参りますので、

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

チャットGPT

https://chat.openai.com/

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