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『女性ライダー館長が訪ねた~平山郁夫の原点・しまなみ海道~』

先日、親しくさせていただいている島瀬美術センター(しまび)の館長から、

現在開催中の特別展「平山郁夫展-日本画で旅する道」のご案内をいただき、

作品を鑑賞しながらお話を聴いてきました!

 

なんと先月、女性ライダーでもある安田恭子館長は、

平山郁夫氏の故郷、広島県のしまなみ海道へバイクツーリングを敢行!

 

生口島(いくちじま)にある平山郁夫氏の生家を訪ねて、

少年時代の平山氏が眺め、描いていた風景を体感してこられたのです。

 

今回のテーマは、

『女性ライダー館長が訪ねた~平山郁夫の原点・しまなみ海道~』

ぜひお読みください!

(‘◇’)ゞ

 

オートバイで旅をすると、

風とともに海や土地の香りに触れることができます。

 

人もなぜかより親切に接してくれると感じています。

 

安田館長は、平山郁夫展の開催に先駆けて

10月にバイクに乗って旅に出ました。

大分からフェリーで四国に向かい、

道後温泉で一泊したあと、今治城からしまなみ海道へ、

そこで、平山郁夫氏生誕の地、生口島を訪ねました。

中学生の時に、学徒動員中の広島で被爆し、

生涯にわたり平和を祈る作品を書き続けた平山郁夫。

 

戦後、東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科を卒業後、

故郷しまなみ海道の風景をはじめ、

シルクロードの作品群など数々の作品を生み、文化勲章を受章。

 

東京藝術大学学長、ユネスコ親善大使、世界遺産担当特別顧問、

東京国立博物館特任館長などを歴任されました。

 

平山郁夫は、「私の原点は瀬戸内海の風土である」と語っています。

その生誕の地、尾道市の瀬戸田町生口島には、

平山郁夫美術館があります。

 

 

そこで安田館長は、平山郁夫の生家を訪ね、

平山郁夫がそこでスケッチしたであろう場所に立ち、

その絵の風景そのものの場所にバイクを停めて、

写真を撮影してきたのです。

原点を訪ねる旅をして、現地で関係者の話も聴いてきた

安田館長が語る、ギャラリートークは、

体験談だからこそのリアリティと楽しさに満ちています。

 

 

今回、佐世保市博物館島瀬美術センター(しまび)では、

特別展として「平山郁夫展-日本画で旅する道-」を開催中です。

 

5メートルを超える大きな作品「天かける白い橋 瀬戸内しまなみ海道」

 

3メートルを超える作品「平成洛中洛外図」など

スケールの大きな作品をはじめ、平山郁夫氏の約95作品を展示!

 

この作品を「しまび」に運び込めるかシミュレーションするために、

スタッフの皆さんは、段ボールで作品のダミーを作って、

階段を上げることができるかテスト搬入を実施するなど、

懸命な準備を重ねてこられたそうです。

 

おかげで大迫力の見ごたえのある作品を堪能することができました。

 

この佐世保の地に、これだけの価値ある作品を集め、

鑑賞できるということは貴重な機会だと思います。

 

この機会に、「しまび」で平山郁夫展-日本画で旅する道-を

鑑賞してみませんか!

 

会期は11月3日から12月25日まで

平山郁夫展-日本画で旅する道-についての詳しい情報は

島瀬美術センターホームページ

https://shimabi.com/wp_shimabi/a10/a10_3990/

 

 

いつかは訪ねてみたい

尾道市瀬戸田町の平山郁夫美術館

https://hirayama-museum.or.jp/

 

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