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『祭りのパワーで“困難を乗り越える”の巻き』

先週末、第24回目となる「YOSAKOIさせぼ祭り」を、

秋晴れの最高のコンディションで、3年ぶりに開催することができました。

 

会場が全く新しい形にリニューアルされ、

張り切って臨んだ会場では、

さまざまなトラブルが発生!!

 

今回のテーマは

『祭りのパワーで“困難を乗り越える”の巻き』

です。ぜひお読みください!!

(‘◇’)ゞ

 

【させぼ祭り史上初めてのトラブル発生】

今回105チーム、約3500名の踊り子さんが参加され、

市内8会場で演舞を繰り広げて、

街中に元気と笑顔を振りまいてくれました!

 

23日日曜日の夜、

お祭りのクライマックスを迎えた

「ファイナルステージ」の真剣勝負の決勝演舞の真っ只中に、

全く初めての大トラブルが発生しました。

 

なんと、発電機にトラブルが発生し、煙があがっています。

電圧が下がっていたのです。

 

このままでは、突然停電する可能性があるということで、

平島実行委員長と、江原会場統括が出した結論は、

「一度発電機を停める」

「そして、予備の発電機に、音響・照明を接続し直す」という事でした。

 

そうすると、満員のお客様で一杯の会場は、

約10分間、音響も照明も無い「暗闇」の状態になるのです。

 

その時にステージで踊っていたのは、熊本県熊本市から参加の

「肥後真狗舞~九州がっ祭~」

大所帯の強豪チームの、本番決勝演舞です。

 

真剣勝負の演舞が終わって、

チームがステージから退場する前に、

「チームは退場しないで、そのままステージに残ってください!」

「発電機にトラブルが発生したため、安全のために、一度停電させて、

別の発電機に接続し直す作業をします」

 

「約10分間で復旧しますので、お客様は安全のため、

そのままお席から動かないでください!

 

「肥後真狗舞~九州がっ祭~のみなさん、

真っ暗闇で、音楽もない状況ですが、

お客様の手拍子に合わせて、踊ってくれますか~~~」

と投げかけました。

 

煽り(あおり)さんも、マイクなしの地声を張り上げ、

闇鍋(やみなべ)演舞を、踊り子さんたちは

最高テンションで踊りきってくれました。

 

暗闇に目が慣れてくると、手拍子だけが鳴り響く会場に、

バッ…バッ…という法被をなびかせる音が聞こえ、

踊り子たちのリズムに乗った、

バシッと揃った演舞が見えてきました。

 

その状態で2曲踊りきってくれたころに、

電源が復旧!!

 

肥後真狗舞~九州がっ祭~のメンバーは、

完全燃焼で疲れ切っていましたが、

無事に、お客様に混乱を起こすこともなく、

この難局を乗り切ることができました。

 

この難局を乗り越える協力をしてくださった

肥後真狗舞~九州がっ祭~のメンバー様、

そしてお客様・スタッフの皆さんに本当に心から感謝しています。

 

 

【ファイナルステージの表彰式にて】

佐世保市長 朝長則男様に、踊り子やお客様への歓迎の言葉を力強くいただき、

長崎県知事 大石賢吾様にも、YOSAKOIさせぼ祭りへの熱いメッセージをいただきました。

 

髙田明審査委員長の審査委員長講評のお言葉は、

めちゃくちゃタメになる、珠玉の教えだったと思います。

「要約版」を紹介します!!

 

【YOSAKOIの頑張りを発信・連携しよう】

今回審査をしていて、ここ数年のコロナの時期を経て

みんなのレベルがすごくあがっていると感じました。

 

今の世の中の、この数年間の世界が大変な時代に、

若い方々が、これに立ち向かって負けないように頑張っていらっしゃる。

全国の若者がこれだけ頑張っているということが伝わってきました。

 

これをもっと全国に発信して欲しい、そして連携して欲しい。

これを佐世保だけに留めていてはもったいない!

 

もっと連携して・・・この長崎には、

Ⅴ・ファーレン長崎、長崎ヴェルカ

新体制になったハウステンボス、IR(まだどうなるか決まっていませんが)

そして西九州新幹線も来ている。

長崎にはいろんなことが目白押しです。

「YOSAKOIさせぼ祭り」は、そういうものと連携して

日本を元気にしていかなければいけないと思っています。

 

佐世保発で、一番大事にしていかなければならないのが

「YOSAKOIさせぼ祭り」です。

発信の大もとになれるのです。

 

【「静と動」「導入」の精度を上げて「超一流」に!】

審査のほうは・・・

みなさんのレベルが上がったなかで、しいて正直言うと

どのチームも「元気がものすごくある」のですが、

「動」だけでなく「静」が必用なのかなと感じたのです。

「動と静」・・・

4分半の中で、途中でちょっとした「間」をとるとか、

「場面の切替えの部分」がチェックポイントでした。

 

「導入」の部分で、ぱっと惹きつけられるかどうかで変わるのです。

「導入」の精度をものすごくあげたら、

「最後まで見てやろうかな」という気になってもらえる。

 

テレビショッピングでも、これができなかったら売れなかった。

 

その切替えに、衣裳も音楽も全部連携させていく。

そのあたりをもっと精度をあげたらもっと「超一流」になっていく。

 

もし今回、大賞を獲得しても、

もっと精度をあげてチャレンジし続けて欲しい。

みなさんは、若い人が多いが、70になっても踊り続けて欲しい

 

市民の皆さん、県民の皆さん、そして全国方々が

連動・連携して頑張っていって欲しい

(要約でした・・・)

 

髙田明さんのお言葉をアーカイブ映像でご覧いただけます。

(佐世保ベースチャンネル)

【YOSAKOIさせぼ祭り2022】最終日をメイン会場から生中継! – YouTube

(髙田明審査委員長の講評は4時間19分の部分~4時間24分のあたりです)

※100バトルステージ・セミファイナル・ファイナルステージの映像です

 

という訳で、YOSAKOIさせぼ祭りは、何とか無事成功裏に閉幕を迎えました。

今回の受賞結果などは、公式ホームページでご覧ください!

ありがとうございました。

http://yosa.jp/

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