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髙田明さんが語る『わたしたち佐世保の未来』

コロナについての国・県・市の対応も変わり、

ようやく大規模イベントが復活してきました!

 

先週末は、「SASEBO JAM FESTIVAL」が開催され、

会場の佐世保中央公園を中心に大いに盛り上がりました。

 

そのステージに登場されたのが、髙田明さん。

V・ファーレン長崎、長崎ヴェルカ、さらには長崎スタジアムシティプロジェクトと、

地元長崎・佐世保に、夢と元気を与え続けてくれている「ジャパネットたかた」の創業者

「髙田明さん」が、「わたしたち佐世保の未来」についてメッセージを伝えてくれました!

 

今回のテーマは

髙田明さんが語る『わたしたち佐世保の未来』です。

ぜひお読みください!

(‘◇’)ゞ

 

 

髙田明さんは、会場のみなさんに問われました。

 

「『西九州新幹線かもめ』が開業しましたが、

『佐世保にとって』新幹線はおおいにプラスになるという人、

手を挙げてください」と問いかけられました。

 

佐世保中央公園に集まったお客様の答えは・・・

⇒ ほとんど手を挙げる人はいませんでした。

 

⇒ 僕も正直言って、堂々と挙手することはできませんでした・・・。

 

つまり、佐世保の人は、長崎市にはプラスになるだろうが、

佐世保市にはあまり関係ないと思っている。

 

さらに、佐賀の人もプラスにならないと考えているので、

部分開業した今も、残りの区間のフル規格での着工の見通しはたっていません。

 

 

しかし、髙田明さんは、そうでは無いと断言されます。

 

「新幹線は来ないより、あった方が良い」

「長崎にあるというだけで、佐世保でも県北でも、

それを利用できるのだ」とおっしゃいます。

 

それを可能にするのが「連携」の考え方なのです。

 

髙田明さんは、「そうなってしまったことは受け入れ」て、

その状態の中で、「どうやって佐世保を元気にするか」考えるべきだ!

と熱いメッセージを発信されました。

 

佐世保、平戸をはじめ県北地域のみなさん、

自分たちの街の魅力は自分たちで

『見つけて』創り出してください。

 

みつけた魅力を

『磨いて』より良いものとしてください。

 

それを、きちんと効果的に

『伝える』努力をしてください。

 

これをやらないと、どこの地方も復活しないですよ!

 

これが、髙田明さんのメッセージです。

 

 

例えば、佐世保のお祭り、「YOSAKOIさせぼ祭り」には25万人来る。

もっと大きくして100万人にできる可能性もあるんです。

「魅力」があり、それを「磨いて」、そして「伝えて」いけばできるのです。

 

そこに、「新幹線」も連携すれば、可能性を広げる武器になる。

 

「佐世保には、何もないんじゃない、すばらしいものがいっぱいある」

「もっと発掘してください」

 

「どんどん磨きましょう」

「そして連携して、伝えて」

 

「そうすれば、必ず佐世保は復活します」

「小さいお子さん、若者が住める街になっていきます」

 

髙田明さんは、「もうすぐ74歳になるけど、117歳まではがんばります」

と笑顔で宣言されました。

 

 

今回のお話しのキーワードに挙げられたのは、

「連携」という言葉です。

 

 

話題を変えて「ジャパネットの話をしていいですか~?」と切り出されました。

 

2年後に長崎スタジアムシティプロジェクトができるのを知っていますか?

 

ジャパネットはそれで儲かろうとしているんだと言う人もおられるが、

目的はそんなことではないと、しっかり伝えられました。

 

ジャパネットの思いは、この地元長崎・佐世保を応援したいということ。

 

長崎県は二年間続けて、人口が日本一減り続けているのです。

このままで良い訳がありません。

 

 

今のジャパネットの新体制がつくっている、

Ⅴ・ファーレン長崎も、長崎ヴェルカも、お金儲けではないんです。

借金してでもがんばって、長崎の皆さんの楽しめる人生を応援したい。

 

スポーツを通して、この長崎県を元気にしていきたいという思いなのです。

 

外国からすごい選手がクラブに入って、人気が高まり、

全国から何万人ものお客様が見に来られる・・・。

そういう文化を一緒に作りましょうという姿勢です。

 

もちろん、最終的には利益を上げなかったら運営していけなくなるので、

将来的に持続可能な経営をされていくというのは当然必要なことです。

 

髙田明さんは、今回のプロジェクトは、

おそらく900億円の投資になるとおっしゃいます。

大変な額の投資です。

 

今、V・ファーレン長崎は苦戦しています。

髙田明さんも、前節の試合を悔やんで振り返っておられました。

 

髙田さんはおっしゃいます。

「人間万事塞翁が馬」

「山あり、谷あり、まさかもある」

「しかし悪い事ばかり続かない、良い事ばかりも続かない」

「だからこそ人生は楽しいものになる」

「苦しい時に乗り越えるエネルギーになる」

とおっしゃいます。

 

今の世界の状態や、自然災害は、

個人ではどうしようもない。

そういうことは、考え過ぎてもどうしようもない。

 

こんな時には、自分自身が

「今日よりも、明日が良くなることに集中しよう」

「今日の自分より明日の自分が良くなるように!」

とメッセージをいただきました。

 

 

ところで、髙田明さんは、

ステージ上から、僕たちYOSAKOIさせぼ祭り実行委員会のメンバーを見つけて、

アドリブで、「YOSAKOIさせぼ祭り」の話題で盛り上げてくださいました。

 

佐世保には夢があります。

佐世保の夢といったら・・・

僕が一番思うのは・・・「YOSAKOIさせぼ祭り」です。

 

皆さんからみたら25万人を集める演舞を、

当たり前と思っていらっしゃるかもしれません。

これはすごい事ですよ、皆さん!なかなか無い!!

 

祭りが始まって5年10年経って、それが形骸化して、皆さんあたりまえと思っている。

 

しかしですよ、皆さん自身が、応援して参加して

観客動員25万人が、30万40万50万となっていくとどうなりますか

・・・お金をおとしますよ!

たくさんの人が来れば、

市内を回って食を楽しみます。そして買い物を楽しむ!

直接的でなくても間接的に経済を発展させていくのです。

 

ハタから見るのはかんたんなことですが、それではいけません。

自分たちも参加して、一緒になって自分事として

連携してください。

 

そうすれば、佐世保市から日本全国に広がって、

佐世保をより良くすることになる。

 

そんな熱いメッセージをいただきました。

 

 

実は、髙田明さんは、

佐世保を代表するお祭り「YOSAKOIさせぼ祭り」の

「審査委員長」を務めていただいています。

 

今年は、全国から105チームを迎えて、

佐世保市内8会場にて、

まもなく10月21日金曜日が前夜祭

22日土曜日、23日日曜日に第24回目の本祭りを開催します。

 

お祭りを見て楽しんでいただくことはもちろん、

今からでも間に合う、参加の形もあります。

ボランティア協力、企業・個人の協賛での協力参加と、

様々な「連携」での関わりかたもできます。

 

ぜひ、佐世保の魅力を、発見し、磨いて、伝えるためにも、

みなさまのYOSAKOIさせぼ祭りへのご参加をお待ちしております。

 

YOSAKOIさせぼ祭り

http://yosa.jp/

 

長崎スタジアムシティプロジェクト

https://www.nagasakistadiumcity.com/

 

V・ファーレン長崎

https://www.v-varen.com/

 

長崎ヴェルカ

https://www.velca.jp/

 

 

~長崎そして佐世保には夢がある~

髙田明さんのメッセージに感謝をこめて

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