佐世保のコロナの最新状況は・・・レベル１（1月11日）

 

オミクロン株への対策のため、1月10日より

米軍基地では厳しい外出制限が始まりました。

 

そんなタイミングでしたが、感染防止対策の下、

全く初めての画期的な「成人式」が、

ハウステンボスを会場に開催されました。

 

今回のテーマは、

『イマドキの成人式＠HTB』

 

ぜひ、お読みください！

 

(‘◇’)ゞ

昨年12月23日に辞令をいただき「佐世保市教育委員」に任ぜられました。

 

浅学菲才の身ですが、子どもたちのより良い未来のため、

そして先生方をはじめ、教育に携わる方々のより良い環境づくりのため

微力ながら務めていきたいと思っています。

 

そんなわけで、1月9日日曜日に、

ハウステンボスで開催された「佐世保市成人式」に出席してきました。

 

報道番組で見る「成人式」といえば、なにかと荒れているイメージもあり、

どんな式典になるのかと心配しながら、少し早めに会場に到着しました。

 

会場の周辺や入り口には、市役所スタッフの方に加え、警察の方も巡回されており、

コロナ対策はもちろん、万全の警備体制が敷かれていました。

 

会場は、ハウステンボスにある

ＪＲＡウインズ佐世保『ゲルックホール』

 

新成人の皆さんには、あらかじめ事前申込しておくと、

受付で「ハウステンボス一日パスポート」を特別招待でもらえるという

特典も用意されていました。

再会した新成人の仲間と、ハウステンボスを散策できる、

とても魅力的な計らいだったと思います。

 

式典のオープニングは、「ハウステンボス歌劇団」による特別公演。

 

新成人に向けたお祝いの口上も、流石というしかない見事なもの！

凛々しく決めた男役と、満面の笑みの娘役による祝いの歌劇に、

新成人も来賓も圧倒されつつ感動していました。

 

歌劇団の大迫力のパフォーマンスを楽しんだ後、

成人式典のセレモニーが粛々と進められました。

 

この成人式を企画し、当日の舞台で進行役を務めたのは、

公募によって選ばれた新成人を主とした11名の若者達。

 

彼等が主役となって、

会場の選定から、アトラクションや、会の企画進行まで

会議を重ねて準備を進めていったそうです。

 

大阪の大学に通っている女子大生も、

準備の会議にはリモートで参加し、

当日は運営スタッフとして頑張っていました。

 

会場の選定についても、

6月にはハウステンボス側から会場としての打診が、佐世保市にあったそうですが、

「新成人の気持ちを尊重しましょう」という方針で慎重に進められたそうです。

成人式典検討委員の皆さんがそれぞれ意見を集約し、約1か月の検討の末、

若者達自身の意見で「ハウステンボスで行いたい」という結論になったのだそうです。

 

･･･成人式典前のゲルックホール内部･･･

 

華やかな舞台の企画から進行については、

主役の新成人による検討委員の皆さんが担当されていましたが、

その裏では、会場回りの感染対策から安全管理など

イベントに欠かせない裏方の仕事を、

佐世保市社会教育課はじめ多くの市役所スタッフの皆さんが、

全力で式典の運営を支えていました。

 

今年、佐世保市において「新成人」として

成人式出席対象になったのは2,284名。

 

事前登録した新成人は約2000人。

当日、ハウステンボスに来場し、入場ゲートをくぐった新成人は1859人を数え、

多数の佐世保っ子が集結しました。

 

当日は、コロナ感染防止対策のため、

密を避ける事、会場内で飲食と会話は控えてもらう事。

成人としての自覚ある行動が、強く求められました。

 

また、密を避けるため、会場の外でも式典の様子を見られるように、

ユーチューブで動画配信され、

「ハウステンボス場内で、友人と一緒に式典映像を見ながら、

ゆっくり過ごしても大丈夫」と事前にアナウンスされていたのです。

 

その結果、式典会場のゲルックホールの中に入場し、着席したのは

1050人となりましたが、そういう調整がなされた結果だったのです。

 

式典が始まり、私はステージ壇上の席から、会場の新成人の皆さんを見ていました。

 

朝長市長の祝辞をはじめ、ステージで述べられた「二十歳の決意」等を、

真摯な態度で聞き入る、新成人の姿勢に感動してしまいました。

 

 

式典後のハウステンボスには、華やかな振り袖姿の女性たちと、

いかにも新成人と分かるスーツ姿の男性たちが、

楽しそうに散策し、記念写真を撮影していました。

 

今回の成人式のテーマは「繋」（つなぐ）

 

高校卒業後に、それぞれの進路を進んでいる若者たちが、

佐世保を代表する観光地ハウステンボスで再会し、

あらためて繋がりを確認し、深め合った「成人式」。

人生の節目を記念する、素晴らしいひと時になったことだと確信しています。

 

新成人の皆さんが、それぞれの進路で自分を磨き上げて、

いつかは、佐世保に帰ってきてくれることを期待しています。