profile profile

『「中古」と「ヴィンテージ」の違いって…!?』

ようやく県外への往来もできる状況になってきました。

(もちろん感染予防対策は欠かせませんが・・・)

 

そこで、久しぶりに大好きな楽器店巡りに行ってきました。

 

ベースギターを購入したいという友人を誘って福岡へ!

「楽器店」に加えて、

楽器を沢山在庫している「質屋」さんを巡りました。

 

そこで気になったのが、

並んでいる新品の楽器の中にあっても、

僕にとってはとても魅力的に見えた、

中古楽器や、ヴィンテージと呼ばれる古い楽器です。

 

今回のテーマは、

『「中古」と「ヴィンテージ」の違いって…!?』

ぜひ、お読みください。

(‘◇’)ゞ

 

【中古ではない!ヴィンテージとの出会い!!】

 

一緒にいった友人が探していたのは、

アメリカの一流ギターメーカーfender社のベース。

 

中古の楽器も視野にいれて、

どんどん試奏させてもらうというスタイルでの楽器店探訪です。

 

中古で良いサウンドの楽器が見つかったら

同じ予算なら、より良い楽器が手に入るだろうという作戦です。

 

僕自身はベースを購入する訳ではありませんが、

友人が弾くベースの音の違いを確かめるのも楽しい!

 

そして、時々気になったギターを、

自分も試奏させてもらうという楽器店巡りは

とても楽しい時間です。

 

 

そこで、気になったのが、

1966年製造や、1971年製造といった

『ヴィンテージ』ものと呼ばれる楽器たちです。

 

自分が若かった時、高額なギターの試奏をお願いしても、

店員さんに相手にしてもらえず、断られていました。

 

しかし、若くなくなった今なら、

どんな高額の楽器でも、当たり前のように試奏させてもらえるので、

歳をとるのも悪い事ばかりではないな~と思えました(笑)

 

 

しかし、『ヴィンテージ楽器』となると

エレキギターでも100万円を超えるものもあり、

エリッククラプトンや、ジミーペイジといった

当時の人気アーティストが使っていたものと同じ年代の

同じ仕様のGibsonレスポールとなると、1千万を大きく超えるものも存在します。

 

最初に行った福岡の「質屋」さんに、

1966年製のfenderテレキャスターが112万円で飾ってありました。

試奏させてもらうと、

なんとも言えない味のある、深くてイイ音がするのです。

欲しくないといえばウソなる訳ですが・・・

 

僕にとっては予算の範囲を大幅に逸脱しているため

「これください」とは言えず、

「検討します」といって、店員さんにお返ししました・・・。

 

 

その後も、計4店舗の楽器屋さんを巡って、

友人は結局、最新設計の多彩かつ魅力的な音を奏でる

Fender社の新品のベースを購入しました。

 

その間、いろいろな楽器店の店員さんから聞いたセールストークが、

とても勉強になりました。

 

 

【「中古」と「ヴィンテージ」の違いって…!?】

 

この答えからいきましょう!

 

「中古」は⇒「新品より安い!」

「ヴィンテージ」は⇒その品物が「新品だったときよりも高い!」

 

つまり、新品だった当時よりも、

「高い値段を出しても買いたい」という需要がある商品が、

「ヴィンテージ」という答えです。

 

新品だった時の価格と、ヴィンテージになった時の価格、

その差額分の「付加価値」がついているという訳です。

 

これは分かりやすい解説だなと思います。

 

ギターの場合、日本製の年代物では、

「ヴィンテージ」と言いたくとも、新品だった時よりも安い場合が多く、

このようなケースでは「ヴィンテージ」と呼べず、

「中古」なのだという解説です。

(※これは、あくまでも一説です)

 

ところで、「ヴィンテージ」とは、

そもそもワインの世界の用語だったそうです。

当り年のワインは、ヴィンテージワインと呼ばれ、

高級ワインの代名詞になっています。

 

それが転じて、年代物のギター・自動車・衣料品・カメラ・オーディオ製品など、

古い稀少品の意味に用いられるようになっているのです。

 

 

【「ヴィンテージ」なら儲かるかも!?】

 

「ヴィンテージ」の魅力とは、

ギターの場合は「その年代の材料」を使っているからこその「音」です。

 

50年以上前に、楽器のためにセレクトされたような条件の良い木材は、

現在では手に入りにくい。

その上に、長い年月をかけて乾燥した結果の、音響特性をもっている。

 

しかも、長い年月、楽器として使用できるコンディションを保ってきた楽器は、

材質的にも、製品的にも「アタリ」と呼べる個体ですから、

これから先も長く使用できる可能性が高いという良さがあるのです。

 

 

さらに、ここからが大切なインフォメーションです。

 

 

「中古」はどんどん価値が落ちていきますが、

「ヴィンテージ」には価値がさらに上がる可能性がある。

 

「ヴィンテージ」を購入して、5年10年と持っていると、

購入した時よりも、高い価値を持つようになり、

売却益がでることも珍しくないというのです。

 

妻にこの話をしました!

 

高いヴィンテージギターなど、

問題外と一蹴されると思っていたのですが、

「儲かるのだったら(もし買えるのだったら)買えば!」

という驚きの反応が返ってきました。

 

もしも、買えるだけのお小遣いを持っているかどうか

という高いハードルをクリアできたらという話ですが・・・。

(買えんやろう!という妻の予想が入っての言葉ですね)

 

 

【ヴィンテージで損するかも!?】

 

次の問題は、偽物を掴まされないかどうか!?です。

 

実は、Gibsonレスポールや、fenderストラトキャスターの

ヴィンテージギターのニセモノが存在します。

 

ギターに限らず、

「ヴィンテージ」と呼ばれる品物には、「偽物」も存在するのです。

 

シロウトには見分けがつかない、精巧な詐欺レベルのモノもあるそうです。

 

だから、ヴィンテージを数多く取り扱っている実績のある店を訪問し、

信頼おける店か、人かどうかもよく見て、購入した方が安心なのだそうです。

 

 

価値がわからない人、興味が無い人にとっては、

「ガラクタ」かもしれないのが、古いモノ。

 

しかし、

人が持っていない、手に入りにくい、

希少価値のあるものを欲しい人にとっては、

「価値あるヴィンテージ」になる、古いモノ。

 

リスクもあるけど、

なんともいえない魅力もある…

いつかは僕も「ヴィンテージギター」

手に入れられたらいいな~と妄想が膨らんでいる今日この頃です。

メルマガ登録はこちら【毎週水曜配信