先週の3月10日水曜日、
佐世保市立「世知原中学校」を訪問しました!
中学一年生の皆さんに「職業のお話」をしてほしいという
学校からのご依頼があり、
約30分の講話と質疑応答の予定で
午後からの一時限を割いていただきました。
世知原町は、国見山のふもとの山間部にあり、
かつては炭鉱で栄えていた町ですが、
2005年、平成の大合併で佐世保市に編入されました。
今は、人口数千人の小さな町。
里山の風景が美しく、
全国の品評会でも受賞を重ねているお茶の名産地でもあります。
1学年の人数が23人。
1クラス編成という小さな学校の中1生は、
純粋な目で、真剣に「職業の話」を聴いてくれました。
世知原中学校では、数年前から「起業体験学習」として、
ふるさと世知原の活性化に貢献することを目指し
中学生たちが、株式会社をつくって活動しています。
※昨年の起業体験の様子が紹介されています。
https://sasebo2.com/news/85598/
今回の「職業講話」は、「起業」の準備のために、
仕事に向かう姿勢や生き方を学ぼうというものです。
こんな「体験学習」させてもらえる中学生が羨ましい!
楽しそうじゃありませんか!!
今回の、「職業講話」にあたって、
私が中学生に一番伝えたかったことは、
「自分のスイッチ」を入れるという事。
中学生たちに、私から質問をし、「挙手」で答えてもらいました。
□勉強は、親や先生がやりなさいというからやっている人
□勉強は、自分のためと思っている人
どちらの質問にも、
みんな素直に手をあげてくれました。
「自分のスイッチ」を入れるとは、
言い換えると「主体性」をもつということ。
「他人が決めたこと」を「やらされて」いるとき、
義務感でやるときに出る人間のエネルギーは、
良くて1倍としても、通常は0.6倍以下だと感じています。
それが、「自分で決めたこと」となると、
同じ人間でも、3倍5倍のエネルギーが発揮できるものだと思います。
それが、私が、これまでに会社での仕事や、
さまざまな団体での社会活動で学んだ、一番伝えたかったことです。
今回、世知原中学校の生徒さんたちが、
どのような「起業」を考えて、どんな会社経営をされていくのか、
その展開をとても楽しみにしています。
そして、応援できる機会があったら、なにか役に立ちたいと思っています。
世知原中学校で指導されている先生方も大変熱心で、
講話の1週間前には、あらかじめ生徒さん達の質問集がメールで送られてきました。
また、講演の直後には、
世知原中学校のホームページに、
私が今回の講演に使った「パワーポイント」の一部を使って
生徒さんへの応援メッセージを掲載してくださいました!
http://www.city.sasebo.ed.jp/jh-sechibaru/asp/default.asp
校長先生からも、ホームページ掲載について確認の電話をいただき、
生徒さん達への愛情あふれる教育体制が伝わってきました。
世知原中学校と、世知原の町には、
愛と成長の素晴らしい「気」が流れています。
私もエネルギーをいただいて帰ってきました。
世知原中学校のみなさんの、素晴らしい未来を心から祈念しています!
P.S.
コロナ非常事態宣言のため延期していた
「YOSAKOIさせぼ祭りフォトコンテスト受賞作『Best100』展」を開催中!
期日:2021年3月14日(日)~21日(日)まで開催!
場所:させぼ四ヶ町アーケード内
(閲覧無料)
展示内容:2012年第15回YOSAKOIさせぼ祭りから、
2019年第22回YOSAKOIさせぼ祭りのフォトコンテスト受賞作品。
全100点をアーケード内に展示しています。
http://yosa.jp/news/2021/03/13/1776
是非ご覧ください!