J2開幕戦までのカウントダウンが
あと9日となったある日、携帯電話が鳴りました。
V・ファーレン長崎担当の方からです!!
V・ファーレン長崎 VS ツェーゲン金沢の開幕戦に、
YOSAKOIさせぼ祭りのチームを派遣して欲しいというお話です!!
当日まであと、9日という短い期間で派遣チームを決めないといけません。
このコロナ禍の中、各種イベントは、そもそも開催できるかどうか
そして、応援イベントの類を行うことができるのか、諸々の判断を
ギリギリまで検討してらっしゃったはずですから、
依頼が今のタイミングになったのは止むを得ません。
いつもなら、複数の大規模チームに声掛けして、
大勢で応援に駆け付けたいところですが、
感染防止対策のため、
最大でも「40名以下」で来て欲しい とのこと。
さらにYOSAKOIチームも、このコロナ禍で
練習を中止している場合が多いという事情もあり、
可能性のあるチームに、直接声掛けをすることにしました。
調整の結果出演してくれることに決まったのが、
「佐世保女子高校生チーム 雅~MIYABI~」
出演が決まってすぐ、祝日2月23日には、
旧戸尾小学校体育館に雅のメンバーが集まってリハーサルを実施。
女子高校生たちの元気な笑顔と演舞を見て、
開幕戦で選手やサポーターを盛り上げる役には、
まさにピッタリだと確信しました。
限られた時間と予算の中でも、感染防止対策をしっかり行い
女子高校生たちを引率していかなければなりません。
本田実行委員長以下4人のメンバーが、車を出して分乗させ、
Vファーレン長崎からの指示に従って
「当日まで毎日検温記録・常時マスク着用・車中も会話を控えて」
と道中も気をつけながら行ってきました。
試合当日の「佐世保女子高校生チーム 雅~MIYABI~」の応援演舞は、
予想通り、元気一杯で最高の出来でした!
特に、コロナ禍で発表の場もなかった3年生にとっては、
この機会は、最高のステージとなり笑顔が弾けました。
演舞の後は、みんなで試合を応援!!
開始早々に、
V・ファーレン長崎の毎熊晟矢選手が先制点を挙げ、
そしてカイオ・セザール選手が追加点を挙げて、
絶好調に盛り上がりました。
後半は、1点返されましたが、守り抜いて初戦を勝利で飾りました!
これは本当の話ですが、YOSAKOIチームが応援演舞に出向いた試合は
圧倒的な勝率で勝ち続けています!
今回も縁起良く、勝利を手にすることができました。
試合終了後、
V・ファーレン長崎の選手たちが、凱旋して観客席の近くまで来ると
女子高校生達は手を振って大はしゃぎ!!
選手たちもとても嬉しそうな顔をして
手を振り返していました。
V・ファーレン長崎サッカー夢大使の髙田明さんは、
YOSAKOIさせぼ祭りの審査委員長を務めてくださっています。
髙田明さんは、YOSAKOIとVファーレン長崎が
常に繋がっていることが大事だとおっしゃいます。
この連携の幅を広げていくことで、
長崎から日本を、そして世界を元気にすることができる。
また被爆地長崎から平和の思いを伝えていくことができるという
メッセージを強く発信してくださっているのです。
2月27日のトランス・コスモススタジアムでの開幕戦も
Vファーレン長崎スタッフが、感染対策を徹底し、
今できることを精一杯された結果、開催することができ
たくさんの人を元気にしました。
今年こそ「YOSAKOIさせぼ祭り」が開催されることを心から願いつつ
私達も、今できることを精一杯!やっていきたいと思います。