今から3年前、インフルエンザに罹ってしまい自宅療養していた私は、
熱がある状態のなかでも、メルマガのネタ探しに悩んでいました。
その時、テレビで特集していたのが、
「ビットコインの億り人」
ビットコインで、どーんと儲かった人を特集していました。
「こんな特集がテレビで取り上げられる頃には、
だいだいブームが終わっていて、いまさら取り組んでも失敗するだけなんだよな」
と思いながらテレビを見ていました。
しかも、はっきり言って、僕はこの手の投資には苦手意識があり
あまり手を出しません。
しかしながら、メルマガの話題にするには、
実際に体験してみるのが一番!と思い直した私は、
趣味のギター1本分の金額を予算に
体験投資だと思ってビットコインを購入してみました。
使ったのは、「ビットフライヤー」というサイト。
登録も、購入も思ったより簡単にできました。
しかーし、
それからしばらくすると、ビットコインはどんどん暴落。
「ギター1本分」の投資のはずが、
いつのまにか
「ウクレレ1本分」の金額に縮んでしまいました。
その時の心のネガティブさといったら・・・
このままでは、「カスタネット1個分」になるのではという暗~い気分です。
メルマガのための体験授業料にしては
高~いものについてしまいました。
(;^ω^)
しかし!運が回ってきました。
先週、日経新聞を見ていると、
テスラの経営者が、ビットコインを大量に購入!
ビットコインが高騰しているというニュースが出ているではありませんか!
完全に「ウクレレ1本分」になったと思って
あきらめて放置していたビットフライヤーのサイトを確認してみると・・・
なんと、「ウクレレ1本分」まで暴落していたビットコインが⇒
今や、「ギター2本分以上」になっているではありませんか!!
(^O^)/
とぬか喜びをしていました。
そのあとに、「罠」が待っていました。
ビットフライヤーから、下記のメールが届いていました。
【原文のコピーです】
お客様各位,最近行われましたプライバシーポリシーの改定に伴いまして、お客様の bitFlyer アカウント情報のご確認をお願い致したく、よろしくお願い申し上げます。
ご確認のお手続きは、一回限りで、数分で終了致します。お客様によるご確認行為は必須となっており、お客様のアカウント情報のご確認が行われなかった場合は、アカウントが停止される可能性がございます。
この確認は義務付けられており、確認していただけない場合は、アカウントが停止される場合もあります。
※続けるにはコチラをクリック※
お客様のセキュリティは弊社にとって非常に重要なものでございます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。敬具,bitFlyer.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・
このサイトには、ビットフライヤーのロゴマークも入っているし、
デザインはいつものテイストと、見た目はほとんど一緒でした。
賢い読者の皆さまはお気づきだと思いますが・・・・
これは、フィッシングメールといわれる
詐欺メールです。
大変恥ずかしながら、
僕は、これに、まんまと引っかかってしまいました。
うっかり個人情報を打ち込んでしまい、
途中まで進んだところで・・・
おやっ?オカシイ!!と気づいたのです。
それから、慌てて ビットフライヤーのパスワードはもちろん、
すべてのクレジットカードの情報を変更し、再発行の手続き!
すべての銀行の口座の情報も変更手続き!!
念のため携帯電話のセキュリティも変更手続き!!!
大ゴトでしたし、
再発行の手数料負担も発生しました。
金銭的な実害はなかったものの、
手続きには多くの時間を割く必要があり、
授業料は安くはありませんでした。
🔲フィッシングメールの見分け方
1:メールの内容やデザインは、精巧にコピーしてつくられているので、
見分けはつきにくくなっています。
まず○○様 と自分の氏名が書いてあるべきところに、
「お客様」や「顧客様」と書いてあるのは、怪しいです。
2:送信元の「アドレス」を確認すると、
「アドレスがいつもと違う」ので、ここでも分かります。
3:しかし、アドレスのかわりに、
「○○○カスタマーサービス」と偽の表示がされている場合があるので、
さらに注意が必要です。
※不審なメールやSMSが届いても、絶対にリンクを開かない、絶対にIDやパスワードを入力しないようにしましょう。
※さらに、ログインした覚えがないのに
「2段階認証」の承認を求めるメールがくることがあるそうです。
これは、詐欺を行っている他人がログインしようとしている可能性が高いので、
絶対に「ログイン許可しない」ようにしましょう。
僕は、普段このようなフィッシングサイトを
見分けるのは簡単だと思っていました。
いつもこの手のメールは、ドンドン削除していた僕ですが、
たまたま「ビットフライヤー」のサイトを見て確認していて、
その直後のタイミングに送られてきたこともあって
「フィッシングサイト」に引っかかってしまいました。
しかも、休日前の夕方の遅い時間です。
対応しようにも、銀行など次の日もお休みです。
引っかかる私が悪いのですが、
絶妙な時間帯を狙っていることは腹立たしい限りです。
みなさまが、こんな目にあわれないことを心から願いつつ、
お恥ずかしい体験談を共有させていただきました。
お粗末さまでした。
(;^ω^)