新型コロナウイルスの対策で、
子供たちは長い春休み中。
大人にとっても、
なにかと室内で過ごす時間が増えている気がします。
こんな時こそ、読書を楽しんでみませんか?!
弊社出版部門「芸文堂」から、
3月10日に新刊本「按針と家康」が出ました!
前作「西海の覇王」で「佐世保文学賞」を受賞された
和田隆氏、書下ろしの歴史小説です。
物語の主役は、三浦按針ことウイリアム・アダムス。
長崎県北地区に住む私たちにとって、
平戸の地でも活躍した三浦按針の話は、
とても興味深いものです。
西暦1600年、彼が航海長として乗り込んだ
オランダの貿易船リーフデ号。
数々の苦難に満ちた大航海の末、奇跡的に日本に流れ着きました。
読み進めていくと、
日本でのいくつもの運命的な出会いによって、
徐々に力をつけていく按針の姿が、
まるで大河ドラマでもみているように
生き生きと浮かび上がります。
この物語に出てくる主要な歴史的出来事は、
史実に基づき書き下ろされており、
そのなかでうごめく人間ドラマが
フィクションとして付け加え構成されています。
日本に漂着し、囚われの身となった按針が、
なぜ信用を得て、徐々に立場を築いていくことができたのか?!
その鍵を読み解いていくと、
人生のヒントを得られるように感じました。
この小説に描かれている按針の人間性や人格に、
今年正月から学んでいる「7つの習慣」を感じることができるのです。
1:主体性を持った決断
2:終わりを思い描いてから始めること
3:最優先事項を優先しての行動
4:WIN-WINを考える
5:まず相手を理解してから理解される
6:シナジー効果を生み出す
7:刃を研ぐ
このすべてが按針の決断や行動に重ねてみることができました。
物語を楽しむだけでなく、違った視点で読む楽しさも
良いものだなと思った今日この頃です。
『按針と家康』のお求めは佐世保市内有名書店で!
金明堂(京町店・日野店・大野モール店)、
金文堂イオン大塔店、TSUTAYA佐世保五番街店
花水木(博文堂書店)、させぼ四季彩館、寺山文書堂、久保書店ほか
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