一昨日月曜日の夜、月に二回の実行委員会会議に、“一年中”出席している
YOSAKOIさせぼ祭りの裏方リーダーチームともいえる幹事会メンバーで、
開催直後の反省点などを協議する「幹事会議」を真剣に開催。
そして、「打上げ飲み会」で、今回最も印象的な場面、激った(たぎった)場面を
それぞれが発表し合いました。
佐世保市内に12か所の演舞会場を作り上げ、
130チーム4千人の踊り子を受け入れ、
21万人のお客様に安全に楽しんでいただく…
「多くの関係各位のご協力があってこそ」の事ですが、
自分達ごとながら、良くやれているな…と気が遠くなるような想いです。
さて、今回のテーマは、
『苦労の熱量が、幸せのエネルギー』
~YOSAKOIさせぼ祭り「舞台裏秘話Ⅱ」~
是非お読みください。
(‘◇’)ゞ
YOSAKOIさせぼ祭りに、なぜ21万人もの人が来てくれるのか?
YOSAKOIさせぼ祭りで、なぜ4千人もの踊り子が踊り舞ってくれるのか?
YOSAKOIさせぼ祭りを、なぜみんな観たいと感じてくれるのか?
「参加チーム」は、リーダーや踊り子が集まってチームを作り、
膨大なエネルギーをかけて楽曲・振付・衣装を準備し、
ものすごい量の練習を積んで、
「大賞」を目指して、佐世保に集ってきてくれるのです。
だから、表で見る「観客」にも、その「エネルギー」が伝わってくるのだと思います。
舞台裏で見ている私たちは、様々な「ドラマ」「感情の動き」を感じ取る事ができます。
この「準備に使う、人々のエネルギーの量」が、魅力の源泉だと感じています。
ところが、今回は、土曜日の昼前から午後にかけての「雷雨」に見舞われ、
そして、日曜の夜明け前の「台風並みの突風」がテントを壊し、
その後に、風は強いが「晴天」に恵まれるという激しく難しい天候条件が重なりました。
日曜日の早朝6時30分。
私たち実行委員会メンバーが、名切の会場に集合すると、
会場内の多くのテントは、飛ばされてグチャグチャになっていました。
屋根部分のテントの固定方法が、新しいタイプの布製テープワンタッチ式のものは、
その付け根から破れ切れて、ダメになっていました。
(昔ながらの金属の丸いハトメに、小さなロープを通して縛るタイプの旧式テントは、
意外にも無事なものが多かったという気づきもありました)
この風が昼間に吹いていたら、間違いなくイベントは中止になるところだったと思います。
しかし、ハッキリ言ってこの状況では、開始時間に間に合うかどうかも分かりません。
今度は、我々実行委員側が、エネルギーと熱量を発揮する番です。
建設会社の社長が本業という実行委員Hさんや、食品加工会社の社長Eさんを中心に、
全体の工程を見渡して、私を含め大勢の実行委員会メンバーに、的確な指示を出し、
会場はどんどん修復されていきました。
日曜の朝9時30分の開始時間には、応急処置ではありましたが、
会場は整い、無事予定通りYOSAKOIさせぼ祭り2日目がスタートしました。
イベントがスタートしてからは、「強風」による「旗や大道具」などでの「事故防止」のため、
「旗・大道具の使用禁止」状態で午後3時まで運営しました。
今や、九州最大、西日本最大級(高知をのぞく)のYOSAKOIイベントとして
全国のYOSAKOI界を代表する本場高知「よさこい祭り」、
北海道「YOSAKOIソーラン」で活躍する有名チームをはじめ、
東京、千葉、香川など全国各地の有力チームや関係者が集うYOSAKOIさせぼ祭り。
審査委員長は、ジャパネット創業者・株式会社A&Liveの髙田明社長です。
私たちは「夢」を語り合いました。
オープンしたばかりの素晴らしい「長崎スタジアムシティ」を舞台に、
この全国を代表するYOSAKOIチームが集まって、
YOSAKOI全国大会・世界大会を開催すること!
こんな事も、近い未来に現実になるかもしれないと「夢」を見ています。
『苦労の熱量が、幸せのエネルギー』ですから・・・
To be continued