先週末開催した「第26回YOSAKOIさせぼ祭り」。
出場された130チームにとって、実行委員会にとっても、
一年間かけて一生懸命準備してきた集大成を発表する場です。
その舞台裏では、一生懸命のエネルギーがぶつかり合うからこその
ドラマが生まれます。
今回のテーマは、
~久しぶりのうれし涙…お祭りのウラ話~
『勝てなくても、4年間で一番楽しかった』
ぜひ、お読みください!!
(‘◇’)ゞ
YOSAKOIさせぼ祭りの晴れ舞台「ファイナルステージ」
ここは出場130チームのうち、審査にエントリーした66チームが、
7つのブロックに分かれて、ステージ演舞とパレード演舞の一次審査で戦い、
上位2チーム×7ブロック=14チームを選出。
それに、学生部門の青春グランプリの勝者と、
敗者復活戦セミファイナルから1チームが加わり
16チームが出場権を得ると言う真剣勝負の場です。
ブロック分けは、厳正なる抽選。「忖度もシード権もありません」。
ですから、毎年ファイナル常連の実力派のチームが、5チームも同じブロックに
集まってしまう等という悲劇のドラマが起こります。
しかし、だからこそ、新参チームにもチャンスが回ってきて、
それが大きな飛躍につながるというドラマも起こるのです。
今回は、第22回と第24回に「大賞」の座を勝ち取った、
「肥後真狗舞九州がっ祭」が、ファイナル進出を逃すという「事件」が起こりました。
ファイナルステージでの雄姿を見続けていた僕にも、「えっ?」という事態です。
いつも、ファイナル進出を逃した、常勝チームのメンバーは、
どんな気持ちなのだろう、大きなショックを受けていないかと心配になってしまいます。
そんな中、熊本大学4年生のお嬢さんが、肥後真狗舞の踊り子というお父さんから、
彼女の感想を聴きました。お祭り終了後帰る前に、父娘で話したそうです。
「4年間YOSAKOIさせぼ祭りに参加し続けて、
その間大賞をいただいたり、いろいろな体験をさせてもらったりしたけど、
今年が一番楽しかった!」と言って笑顔で帰っていったそうです。
実際に、肥後真狗舞九州がっ祭の踊り子さん達は、
ファイナルステージはもちろん、総踊りまで残って元気に踊ってくれていました。
「勝っても負けても楽しかったと言ってもらえる」、
祭りの裏方としてこんなに嬉しいことはありません。
「お祭りやっててよかった」と、うれし涙を滲ませながら感激してしまいました!
今、後片づけと残務整理に明け暮れていますが、
すでに来年に向けて、実行委員会は始動しています!(‘◇’)ゞ
TO BE CONTINUED
第26回YOSAKOIさせぼ祭りの受賞結果はコチラ
https://yosa.jp/news/2024/10/20/3987
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