先週の土曜日、
スウェーデンからワーキングホリディで佐世保に来た若者と、僕の家族と一緒に、
大村の古民家を利用した飲食店、「和心 古民家 花さんさん」に行ってきました。
誰も住んでいなかった、築130年の大きな古民家を、
こだわりのオーナーが、素晴らしいプロの設計の力と技を取り入れて、
素敵な和食のお店として蘇らせたのです。
見上げるような高い天井と欄間、庭と空の見える和室でいただく、
こだわりの和食のランチコースが、
2,200円からというリーズナブルな価格で用意されています。
大満足してお会計を支払う際に、お声掛けして、
オーナーのYさんにいろいろと話を聴くことができました。
そこで、大ファンだったのに、もう引退されたと思っていた
大村のカレーの名店 『シェ・てつお』 が、
長崎県の制度を活用して、
なんと「事業承継」されて継続しているという情報を聴いたのです!
今回のテーマは、
『引退のはずが…復活した大村の名店の話』
~街の魅力を絶やさない…事業承継~
ぜひ、お読みください!
(‘◇’)ゞ
僕は、久しぶりに訪れた『花さんさん』で、
日本オリジナルの「素晴らしい古民家を再生」した素晴らしい雰囲気の中で、
「工夫を凝らした日本の料理」を頂けるこのお店に大満足して、
オーナーのYさんに、
「この素晴らしいお店を、多店舗展開されないのですか?」
と尋ねてみました。
するとYオーナーから、
「自分が大好きだから、様々な細部にまで魂が込められると思っています。
多店舗展開も、事業承継さえも、簡単ではないと思っていますよ。」とのお言葉。
長崎県で唯一人口の増加している都市「大村市」には、この「花さんさん」をはじめ、
街の魅力を大いに高めている魅力的な飲食店が、いくつもあります。
しかし、Yオーナーさんによると、
大村市の老舗有名店が、コロナの影響もあってか、
事業承継がうまくいかずに廃業されたところが数店あるそうです。
僕が大好きだった大村のカレーの名店「シェ・てつお」さんも、
大繁盛していたのに、年齢的なこともあり、
引退閉店すると聞いていたので、ショックです…と言うと…
なんと、長崎県の事業承継の制度を活用して、
後継オーナーシェフの方が手を挙げられて、
無事に引き継がれ、今も営業継続中とのこと!!
それは、なんとしても行って確かめなければなりません。
あのメニューは、あの味は、ちゃんと引き継がれているのか!?
今も変わらず開店時間前からお客様が集まる人気を保っているのか!?
ということで、先週末は土日連続で大村まで外食ドライブしてきました。
35度を超える猛暑の日曜日、12時過ぎに「シェ・てつお」に到着。
丁度いい感じの込み具合で、無事駐車場に車を入れることもできて、
ほぼ満席でしたが、スムーズに席につくことができました。
僕が注文したのは「佐賀牛カレー」普通盛り、
妻が「牛スジカレー」小盛、母が「ハンバーグカレー」少々盛、
なんと、さらに進化して、以前は無かった、きめ細かなサイズ指定ができるのです。
コクのある美味しいカレーの味も、たっぷり大満足の具材の量も、
以前と変わりません。
新オーナーのFさんは、住宅総合アメニティ会社の社長さん。
長崎県の事業承継制度を使って、後継者として名乗りを上げ、
創業者のてつおさんの元で半年間修行をして、
レシピとともにお店を引き継がれたのです。
長崎県も粋なことをやってくれていますね!!
個性的で魅力ある美味しい飲食店さんは、街の魅力を高め、
住む人・訪れる人を幸せにしてくれる、街の財産です。
それが、県の事業承継制度を使って、廃業されることなく、
つながっていくということは、本当に価値あることだと
心から嬉しくなりました。
私たちの街で、美味しいお料理で人を幸せにしてくれている数多くの飲食店さんに、
末永く輝き続けて欲しいと願っています。
◆大村市移住促進PR動画
「大村市なんて大嫌い」…尖ってます!
https://www.youtube.com/watch?v=N9QHHIec8Tk
※大村は人口が増えている都市です。
◆長崎県の事業承継に対する支援のホームページ
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/shigoto-sangyo/chushokigyoshien-kinyu/jigyousyoukei/index.html
◆花さんさん 紹介記事
◆花さんさんの情報は、Googleの「口コミ」で良くわかります!
◆花さんさん Googleマップ
◆カレーハウス シェ・てつお インスタグラム
https://www.instagram.com/curryhouse_chez_tetsuo/
◆カレーハウス シェ・てつお Googleマップ
※ちなみに、「花さんさん」も「シェ・てつお」も、
数年前に月刊ならでわ!の取材で紹介したお店です。
僕は、その記事をきっかけに食べに行ってファンになりました。
◆月刊ならでわ!