先週の「商標登録」に引き続き、
今回は「特許」についてのトクするお話をご紹介します。
「特許」というと何か敷居が高くて、
今の自分には遠い世界のことのような、
気がしていました。
しかし、専門家に話を聞いてみると、
「目からウロコ!」の話がありました。
多額のお金をかけて専門家に依頼し
本格的に審査を請求して特許を取得するという
通常の特許の他に
「カンタンにしかも安く『特許を利用』する方法」
があるということを、教えてもらったのです。
まず、特許を取得する3つの目的と効果を考えてみましょう。
1:特許で技術を守って本格的に商売に利用する。
出願と共に、審査請求をします。
(この場合は、弁理士・弁護士の仕事となり、
70万~100万の費用が必要だそうです)
2、「特許出願中」にすることで、公開技術にしてしまい、
他社に独占されないようにするためだけに利用する。
この場合は、特許を出願しますが、審査請求は行いません。
(特許出願だけなら1万5千円で済む!)
※ちなみに特許出願中にすると、1年半は保護されますが、
1年半後には「保護された公開技術」となり、
3年後までに審査請求をしなければ、完全に自由な
「誰もが使える公開された技術」となるのです。
多額のお金をかけて「特許」をとる気はないが、
他の会社に「特許」申請で先を越されて
「多額の特許料を請求」されたり、
技術が使えなくなったりするのは困る・・・ という場合には、
あえて「特許を取る」事には注力せず、
「特許出願中」のまま3年後まで「審査請求」せずに、
「完全に自由な技術」にしてしまうのです。
こうなると、自社もですが、ライバル社も、
その技術を独占することができなくなります。
誰かに「特許」をとられて、「独占」されたり
「多額の特許使用料」を請求されたくありませんものね!
3:「特許出願中」を3年間、広告キャッチコピーに使える!
前述の費用負担の軽い「特許出願」をするだけで
少なくとも3年間は、
「特許出願中」の冠を商品名につけて、
宣伝に利用することができるのです!!
(もちろん3年過ぎたら、公開された技術になってしまうのですが
たった1万5千円で「特許出願中」の宣伝コピーが
3年間も使えるのです)
この耳よりな情報を、マンツーマンで教えてくれたのは、
知財総合支援窓口にお願いしてご来社いただいたこの方!
一般社団法人長崎県発明協会の足立尚志氏です。
経済産業省 九州経済産業局、特許庁の支援事業で
なんと基本的に無料で相談にのっていただけるのです。
もちろん、特許申請や商標登録に必要な経費は
実費を負担しなければなりません。
それでも、相談に関しては、
弁理士さんや弁護士さんの費用まで負担していただけるという
耳よりな情報です。
詳しくは、下記に相談してみてください!!
知財総合支援窓口
http://ngs-chizai.jeez.jp/
一般社団法人長崎県発明協会
知財トータルサポーター(知財窓口支援担当)
足立尚志(あだちなおし)氏
080-5286-2263 ※掲載承認済
http://www.nagasakihatsumei.sakura.ne.jp/